居るのに居ない 離人症@hss型hsp、解離性障害、アダチルの私の体験
解離性障害離人症
45歳のころ
大好きな表参道という街を散策してみたが
何かが違う
昔は
都会なのに緑豊かで
道路も広くて
行き交う人々もどこか活き活きしてる
そんな感覚を感じるこの街が好きで
よく歩いていた
でもこの頃は
その街に
居るのに居ない
自分の体はそこにあるのに
「居る」という実体感が無い
街も行き交う人も見えるのに
自分はその中に立ってるのに
自分だけが居ない
昔は
街と同化、同調、呼応
響き合ってるような
そんな感じすらしていたのに
なぜか
地に足は着いてるのに
浮いている感じ
自分の周りに灰色の空気があって
靄に包まれて
なにかハッキリしない
目に見えてる街があるのに
見えてる気がしない
遠くにある感じ
隣の人の声も
目の前を通り過ぎる車の音も
遠くに聞こえる
自分が何処にいるのか
わからなくて
とても怖かった
でもこれは
まだ
時々ある
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