実は"普通"にはなれない コラム30
普通に考えればできる。
普通は分かる。
普通ならこう考える。
普通にしていさえすれば・・・
と普通という言葉が基準として良く用いられますが、普通って何なんでしょうね?
基準としてあるようで、実は基準ではないんじゃないかなと。もちろん、子どもの発達や、IQなんかは基準とっして「普通」というのがありますが、それにも幅があるわけです。
あなたの周りには「普通の人」はいるでしょうか?ちょっと考えてみてください。おそらく、どの人も一癖あったり、特徴的なものを持っていたりするわけです。どこからどう見ても普通の人というのはいないんですね。
しかし、私たちはなんかよく分からないけど「普通でありたい」と思ってしまうわけです。その普通という概念は幻想でしかありません。普通になろうとすればするほど、自分自身の「普通ではない」ところに気づいていきます。
ありのままの自分を大切にするとは「普通ではない自分」に〇をつけることでもあります。
世界中どの人も同じ人がいないのと同じで、誰もが個性的、何らかの有能さと何らかの欠損したところを持っているのです。それが千差万別十人十色なのです。
「普通」という根も葉もない幻想的な枠組みに自分を当てはめる必要はありません。
自分が自分でよいというのは、良い面も悪い面もあって、決して「普通」ではない、むしろそれが自然体であるということです。あなたは普通ではありません。だからいいのです。
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