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初めてチームで動画作成する方に向けて企画方法とテンプレートをプレゼント🎁
経験も知識も無いのにいきなり広報に配属されたあなた
上司👨🦰『広報プロモーション施策の一環として動画を作成してれない?』
あなた🙍♀️『動画なんて作ったことないんだけど…何からやれば良いんだ…!?』
となった経験ありませんか?予算をとって業者に委託するとしても、その前にやるべきステップがたくさんありますよね。今回は初めて仕事で、チームで、組織で動画作成担当になったあなたに巷に溢れている動画クリエイター用の専門知識を排除した初心者向けの情報をキュレーションしてお届けします。最後にすぐ作業に取り掛かれるテンプレートもプレゼントします🎁
筆者の今まで作成してきた動画の一部もご紹介
ご参考まで、省庁の戦略広報アドバイザーである筆者自身も動画制作をしており、省庁で講演等もしている私の作品例を載せておきます。こちらは。関係者を巻き込みながら一人で監督から撮影、制作までしております。
【総務省しってもらい隊の活動】
— 総務省 (@MIC_JAPAN) August 2, 2023
総務省の政策をもっと皆さんに知ってもらうため、
昨年から国光政務官 @ayano_kunimitsu と立ち上げた
広報改革チームの活動の様子や
このプロジェクトに対する考えや想いを動画にまとめましたので是非ご覧ください!https://t.co/LPKIAF95Oy pic.twitter.com/52rLDBv9mC
📣 #TICAD8 JICAサイドイベント🌍
— JICA 国際協力機構 (@jica_direct) August 10, 2022
JICAが主催(一部共催)のサイドイベントが8月22日~26日に開催されます。
今回のサイドイベントはオンラインでご参加できますので、ご興味のある分野のイベントへ、ご参加お待ちしています❗🎥
✅詳細はこちらから:https://t.co/eaBdKmrDtR pic.twitter.com/g9vl4WSJPw
作成のプロセス
政府や大企業のような大組織で作るなら、大体企画提案から最終チェック、発信まで制作期間は半年を見ておいた方が良いです。動画作成から発表までのプロセスの例を図解しておりますので企画時のご参考にしてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1715053066893-jTAhIw0BOO.png?width=1200)
①リサーチ
参考になる好事例の紹介
成功パターンは決まっているので、参考になる事例を見つけること(好事例に倣う方が早い)。
イメージを相手に伝えて、グループやプロジェクトチームと早い段階で認識のすり合わせをすること。
※口頭や資料で説明するより、以下のような参考例を見せてしまった方が早い場合がある。
参考例:農林水産省バズマフ
職員自らYouTuberとなり、国産農林水産物等の魅力を発信。
![](https://assets.st-note.com/img/1715053854718-B5irLJCON9.png)
リールの活用も
よりタイパ(タイムパフォーマンスが上がり、バズりやすいタイプの動画)
![](https://assets.st-note.com/img/1715053879204-1BSQxLfaa4.png)
②企画
イメージを言語化・具体化させる
リサーチで良い動画のパターンを見つけたら、それを元に企画を考えてみる。
動画制作研修のフォーマットを埋める。(ファイルは最後にプレゼント🎁)
もちろんオリジナリティを出す部分もあって良い。
人気動画のポイント
1.視聴者から共感を得る内容
2.流行を敏感に取り入れた内容
3.ギャップや意外性の利用
4.最新情報の提供
5.薄い広告色
6.好奇心を刺激するタイトル・サムネイル
7.冒頭5秒以内に興味を引く
8.応援したくなる・共感を呼ぶ動画
9.話題性のあるテーマや議論を呼ぶテーマ
10.各SNSで見られやすい時間帯に動画を投稿する
11.分析・改善を続ける
![](https://assets.st-note.com/img/1715054174140-vvpqkkR7H5.png?width=1200)
③撮影・編集
編集後の完成をイメージしながら撮影する
一眼レフはPVなどの質感やニュアンス、雰囲気を重視する動画に適しているが、
スマートフォンでも問題ない。30秒動画などは縦で見られるので、スマートフォンの方が適している場合もある。
作成コストを下げるためには、欲しい画を全部自分で撮影しようとせずに、撮影済みの素材も入れると良い。
撮影時は「何を見せたいのか」意図を明確にすることの他に、以下を意識して撮影すると良い。
編集の際の注意点として、80%は動画を無音で見ているので、字幕を入れることは重要。
基本のカメラワーク5種類
1.ロング(広く全体に):全体の状況把握・比較・観測
2.アップ(近く繊細に):細かく観察・分析・検証
3.ズーム(イン=寄り、アウト=引き):焦点→発見
数ある中から焦点を明確化(ズームイン)。
その対象物がどんな位置関係にあるか比較(ズームアウト)
4.ドリー(被写体と同時移動、潜入感):視聴者を誘う追体験
5.パーン(縦・横方向への振り):探索・計測
空間の規模や対象物の長さ、バリエーションなどを把握。
→編集でもロング・アップでメリハリを出すのがポイント
![](https://assets.st-note.com/img/1715054328166-p6dvANXzIZ.png?width=1200)
④フィードバック・修正
実際にオーディエンスの反応を見てみる
内容は動画を見てほしいターゲットに見せてフィードバックを受けると良い。
技術的なことは都度ネットで情報を探しながら見つけるのがベスト。解説動画や情報はネット上にたくさんある。Adobeであれば公式でもチュートリアルを出している
困ったら上司や戦略広報アドバイザーに相談。
⑤プレゼン準備
自分が作成した企画や作品をより多くの人に理解してもらい、賛同を得る。
動画に限らず、何かクリエイティブを作成した際のプレゼンのポイントは、「なぜこの選曲・場面・人選にしたか?」「ターゲット・目的は?」「どこを拘ったので特に見て欲しいポイント」など、みなさんの思考回路をロジック立てて説明することを意識するとより作成した動画の意図が伝わる。
プレゼンの上手なやり方や、資料作りの方法は後ほど更新予定のプレゼン資料講座も参考にする。
⑥発信
人気の動画のポイントは抑えつつ、政府として発信する際は情報の正確性や炎上に気を付けるなど、通常の発信時のポイントにも注意する。
クリック数に大きく影響するので、サムネイルを作成する
編集担当者以外に、施策担当課及び広報室による複数の目で様々な角度(著作権、コンプライアンス、ジェンダー視点等)からチェック。
アルゴリズムで上位に上がってくる仕組みやエンゲージメントをより高める方法を意識して以下のポイントもチェックする。
投稿の際のポイント(特にYouTube)
1.インパクトのあるサムネイルを作る
2.キーワードの設定
3.興味を引くタイトルをつける
4.視聴維持率を意識して動画の総再生時間を増やす
5.エンゲージメントを促す
6.再生リスト・終了画面の活用
7.視聴されやすい時間に投稿する
8.チャンネル登録者数が多いクリエイターとコラボする
9.YouTubeショートを効果的に使う
10.YouTubeアナリティクスを活用して動画を改善する
なんとなくイメージは出来ましたか?
では早速企画を作成しましょう🌱
『やることは分かったけど他の仕事も忙しくて大変そうだ…💦』となった方、私が埋めるだけで企画書が完成するテンプレートと、動画作成の際に必要なリンク先が網羅されているファイルを作っておいたので、カフェでコーヒー一杯飲む値段で時間を買って時間を節約しませんか?☕️
動画制作テンプレート🎁
動画制作テンプレートでは以下の内容が入っておりますので是非ご活用ください!
動画制作 企画書(シナリオ作成)
参考情報:動画の長さ・シーケンスの設定(YouTube)
参考情報:動画の長さ・シーケンスの設定(Instagram)
参考になるリンク集
イメージ・トンマナ参考動画
撮影・編集方法
素材集
中身の一部をご紹介(実際には編集可能なPowerPointのファイルになります。)
![](https://assets.st-note.com/img/1715057004132-2yjCmvqEdE.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1715057047142-oPGiXzavcU.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1715057408340-m0W56z0IxH.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1715056864946-uriDGUuH8Y.png?width=1200)
これから広報PRやマーケティングの公務員、政府むけのキュレーション情報を発信していくので、是非フォローしてください🫶
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