第2回 心落ち着くアイルランド音楽の響き(2020年11月9日放送)
ありがとうようの音楽は世界だ!
とうよう
「こんにちは、綾川町在住のアフリカンドラム奏者、ありがとうようこと、三好東曜(みよしとうよう)です!」
かじたく
「かじたくこと、鍛冶匠(かじたく)です!さあ、とうようさん、先週初めての放送でしたが、反響はどうでしたか?」
とうよう
「そうですね。なんだか、都会の人みたいだって言われて」
かじたく
「良い意味ですね!」
とうよう
「まあ、良い意味と捉えておきます。けど、一応、どういう意味だと聞き返しましたけど」
かじたく
「いやあ、これからも楽しみですね!これから頑張って、世界の良い音楽を紹介していきましょう!」
とうよう
「はい!」
かじたく
「さて、今日は、早速、ゲストがいらっしゃいますね!」
とうよう
「そうですね!僕の大学時代からの親友で、民族音楽サークルで一緒に活動した、hataoというアイリッシュ・フルート奏者が遊びに来てくれます!」
かじたく
「hataoさんは先月18日に、綾川町にある、とうようさんのお店、『めぐる zero waste café』でライブを行ったんですよね」
とうよう
「そうです!namiさんという女性とのデュオなんですが、良いお天気で、たくさんギャラリーも集まってくれて、良いライブになりました!」
かじたく
「僕もお邪魔したんですけれど、綾川ののどかな景色の中で、時間がゆっくり流れるような素敵なライブでしたよね」
とうよう
「そうですね!」
かじたく
「では、今日はアイリッシュ・ミュージックのお話、CMの後、じっくりとお聞きしましょう!」
とうよう
「hataoくんです!よろしくお願いします!」
hatao
「こんにちは、hataoです!よろしくお願いします!」
かじたく&とうよう
「よろしくお願いします!」
かじたく
「hataoさんととうようさんは、本当にお友達なんですね!」
とうよう
「そうです、そうです。hataoとは本当に、一緒に住んでいたことも1回あったくらいで・・・」
かじたく
「え、シェアハウスですか?」
とうよう
「そうそう」
hatao
「あの、転がり込んだというかね」
とうよう
「色々ありまして」
かじたく
「なるほど」
hatao
「一緒に民族音楽サークルというのをやってたんです。で、彼はアフリカ音楽で、僕はケルトの笛を演奏します」
とうよう
「なんか、学生のときは、人参くり抜いて笛にしたりとか、まあ、ありとあらゆる笛を作ったりね。もう、本当に笛魔神と呼ばれていました」
かじたく
「(笑)そんなhataoさんに、今日は、アイリッシュ音楽について色々お話を伺っていきたいと思います!」
とうよう
「はい、じゃあ、アイリッシュ音楽、この魅力をちょっと、hatao、教えてくれませんか?」
hatao
「はい。アイリッシュ音楽っていうのは、ヨーロッパのアイルランドという国がありますよね。そこの伝統音楽なんですけど、僕がこの音楽を始めたきっかけが、ちょうど大学に入学した97年に、日本で『タイタニック』っていう映画が大ヒットしましたよね。セリーヌ・ディオンが歌ったテーマ曲のイントロで、ティンホイッスルの音色が聞けるんです。で、そのころに僕がティンホイッスルを友達から借りて、見様見真似で吹いて、そして次の年にアイルランドに初めて行ったんですね。で、その魅力なんですけど、生活の中に音楽があるっていうことなんです」
とうよう
「生活の中に音楽がある」
hatao
「うん。あちらでは、普通のおじさん、おばさんが仕事帰りにパブっていう酒場に寄って、楽器を取り出して一緒に演奏する、セッションていうのがあって。誰でもウェルカムなんですよ」
とうよう
「へえ。じゃあ、そのセッションに、hataoも行ったとき、参加したわけですね」
hatao
「はい」
とうよう
「どうだったんですか?なんか、反応っていうか」
hatao
「まあ、観光客なんかもすごく多いので、必ずね、1曲やってみないかとか、誘ってくれるんですね」
かじたく
「へえ」
hatao
「まあ結構、実力試しではあるんですけどね」
かじたく
「なるほど。で、今日はそんな、アイリッシュ音楽から1曲、おかけするんですが」
hatao
「はい。もう何度も来日した、大人気のアイルランドのバンド、チーフタンズの99年のアルバム『Tears of stone』の中から、日本でもよく知られている、『ダニー・ボーイ』という曲を、カナダの歌手、ダイアナ・クラールの歌でお聞きください」
♫ダニー・ボーイ by ダイアナ・クラール
hatao
「この曲のメロディは、日本でもよくCMでかかるので、ご存知の方も多いと思うんですけれど、この歌詞は、子ども、自分のもとを去った子どものことを想う、母親か父親、まあ親の気持ちを歌った歌だそうです」
とうよう
「悲しい曲なんだよね」
hatao
「うん。自分のもとに息子が帰ってくる頃には、自分はもう死んでいるので、墓の前で跪いて祈ってほしい、まあ、そんな想いが歌われているんですね。なんか、こう、アイルランド音楽が日本でとても人気があるのは、歌詞とか、音楽が持っている雰囲気に共感ができるというのがあるんだと思いますね」
かじたく
「なんか、こう、アイルランドの山々が目の前に浮かぶようです」
hatao
「うん。良い演奏です」
かじたく
「さあさあ、そろそろお時間になってしまいましたが、とうようさん、来週はどうしますか?」
とうよう
「来週は、hataoとデュオを組んでいるnamiさんをお招きして、hatao&namiでお届けしたいと思います!hataoさん、よろしくお願いします!」
hatao
「はい、来週もよろしくお願いします!来週も聞いてくださいね!」
とうよう
「では、ありがとうようの音楽は世界だ!、来週もお楽しみに!」
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