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第3回 日本人がアイリッシュ音楽を再構築していく意味(2020年11月16日放送)

ありがとうようの音楽は世界だ!


とうよう
「こんにちは、綾川町在住のアフリカンドラム奏者、ありがとうようこと三好東曜(みよしとうよう)です!」

かじたく
「こんにちは、かじたくこと鍛冶匠(かじたく)です!今日もとうようさんの音楽友達、アイリッシュ音楽奏者のhataoさんにお越しいただくんですよね」

とうよう
「そうですね。そして、さらに、今日は、hataoがデュオを組んでいるハープ奏者のnamiさんも来ていただいて、hatao&namiでお送りします!
今日は10月18日に僕の店『めぐる zero waste café』で行われた、hatao&namiのライブの模様もお送りいたしますので、お楽しみに〜」

かじたく
「では、先週からのゲスト、hataoさんに加えて、今日はもうひと方、ゲストをお招きしています。とうようさん、ご紹介ください」

とうよう
「はい。namiさんです!」

かじたく
「こんにちは、よろしくお願いします」

nami
「こんにちは、よろしくお願いします」

とうよう
「お二人はhatao&namiで、もう4枚CDをリリースしていますけれど、どういった音楽といったら良いのかな」

nami
「ええと、私は普段、ピアノとハープを演奏しているんですけれども、ハープはもともとアイルランドで盛んな楽器で、私もアイルランド音楽が好きでハープを始めたんですけれども、そこが入り口で、こういった伝統音楽だけでなく、オリジナル曲を2人で作って演奏活動をしています

とうよう
「オリジナル曲が結構あるんですね」

nami
「伝統音楽の世界というのは、メロディーしかないので、それを、旋律楽器の人はメロディーを吹くんですけれども、私みたいな伴奏楽器の場合はアレンジして、いかに自分らしいアレンジをするかというところが楽しい音楽なので、うん。自分たちらしさを追求していると、だんだんオリジナル音楽の方向に行ってしまったという感じです」

とうよう
「じゃあ、ちょっと聞きたいんだけど、hatao&namiらしさというのはどういうところに?」

hatao
「うん。僕たちはアイルランドとか北欧の伝統音楽も演奏するんですけど、僕は長くね、日本人なのにどうして外国の音楽をやっているんだろうって葛藤した時期があったんです。で、その頃に自分の曲を書くようになったんですけれども、最近は、伝統曲をやっていても、自然と自分らしさが出るなって、そんなふうに思って、あまり気にせずに演奏をしています」

とうよう
「葛藤を経て、そこを超えて、もう自分の一部になっちゃったというような」

hatao
「うん。まあ、とうようもアフリカの音楽をやっているから、きっとそんな想いはあったんじゃないでしょうか」

とうよう
「超ありました!」

hatao
「うん。超ありました!(笑)やっぱり伝統そのものを持ち込んでも、ちょっと、こう、初めて見る、聞く人にはびっくりしちゃうというかね。日本人の口に合うように、自分たちなりにフィルターを通して、味付け、調理して、お出しするっていうのが、ポイントなのかなって思ってますね」

とうよう
「うん、料理に例えるとよく分かるね。なんか、料理と音楽って、ちょっと似たところがあるんですよね」

hatao
「そうですね。現地に行かないと味わえない味もあるしね」

とうよう
「そうだねえ」

hatao
「どっちも良いと思います!」

とうよう
「じゃあ、hatao&nami味の音楽で、10月18日の『めぐる』カフェで、僕とhatao&namiで一曲演奏させていただいたんですよね」

hatao
「とうようがアフリカの太鼓・ジャンベで参加したアイルランド音楽と、アフリカ音楽とのコラボで、アイルランドのダンス曲『ゴールデン・ダンブラー』をお聴きください」

♫ゴールデン・ダンブラー


hatao
「すごく盛り上がったよね!」

とうよう
「本当に、びっくりするほどたくさんの人が来てくれてね」

hatao
「本当に嬉しかったですよね」

かじたく
「namiさんはいかがですか」

nami
「はい、私は、香川県でコンサートさせていただける機会はまだ2回目だったんですけれども、一面田んぼ、そして夕焼けの見晴らしのいい舞台で、ハープを弾かせていただけて、大変感動しました!良い機会をいただいて、本当にどうもありがとうございました、とうようさん」

とうよう
「こちらこそ、ありがとうございました」

かじたく
「僕も見させていただいたんですけど、まさに、皆さんのフィルターを通して、アイリッシュ音楽、北欧音楽が、こう、どーんと胸に響いて来て、景色も相まって、本当に素敵なライブでしたよね!」

nami
「ありがとうございます!」

かじたく
「さて、そろそろお時間ということなんですが、来週も引き続きお二人に出演いただきますよね!」

とうよう
「そうですね!来週はhatao&namiの大得意の北欧音楽の紹介をしたいと思います!」

かじたく
「よろしくお願いします!」

hatao&nami
「よろしくお願いします!」

とうよう
「それでは来週も引き続き、ありがとうようの音楽は世界だ!、お楽しみに〜」

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