見出し画像

昆虫食はじめてみます

展示会で目をひきました

弊社運営のオーガニックカフェバー「Waioliワイオリ」とオーガニックショップ「ありがとう市場」の仕入れのため展示会に参戦。
試食やロットの確認もしつつ、ぐるっと一周して最後のブースで・・・

むむ!
昆虫食?タンパク質の摂取の仕方が変わってきた!?

■国際連合食糧農業機関(FAO)は、2013年5月13日に食品及び飼料における昆虫類の役割に注目する報告書(全201ページ)を公表しています。 

​※以下のURLから入手可能です。
http://www.fao.org/docrep/018/i3253e/i3253e.pdf

<一部抜粋>

・2050年、世界の人口は約100億人に迫る。昆虫が今後の食糧になり得る。

・全世界で、ヒトは1,990種類を超える昆虫類を食している。
・消費量が多いのは、甲虫類(31%)、イモムシ・幼虫(18%)、ミツバチなどのハチ及びアリ(14%)、バッタ類(13%)、その他(24%)。

・昆虫類の多くは、たんぱく質(60~70%)、他に鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛などのミネラル、n-3系、n-6系の多価不飽和脂肪酸、不溶性食物繊維としてのキチンなどを含む。
・鉄分含有量は、牛肉では乾燥重量100g当たり6mgであるのに対し、バッタ類では乾燥重量100g当たり8~20mg。

・コオロギ4匹で、大きめのコップ1杯の牛乳と同じだけのカルシウムを摂取。フンコロガシ1匹にはステーキよりも多くの鉄分が含まれる。

・生のままで食べるのは厳禁、必ず加熱が必要。
・昆虫は腐敗しやすく、死んだ虫を拾って調理するのは危険。
・甲殻類アレルギーを引き起こす可能性あり。
​・家畜用飼料、水産養殖餌飼料、ペットフードへの可能性​(フィッシュミールの代わりに昆虫ミールを)

・世界の農地の80パーセントは、世界全体の摂取カロリーの20パーセントしか生み出さない畜産業に使われている。
・世界の水産資源の90パーセントが乱獲されている。​

※昆虫の食糧保障、暮らし そして環境への貢献 - FAO

http://www.fao.org/3/d-i3264o.pdf

<一部抜粋>

• 昆虫は、魚や肉と比べ,良質なたんぱく質や微量栄養素がある。
 魚類と比べて脂肪酸を多く含み、栄養不良の子供のための栄養補助食品としても活用が可能。

 繊維、銅、鉄、マグネシウム、マンガン、リン、セレン、亜鉛などの微量栄養素も多い。



そして、なんとも楽しい「はまる食品」の社長さん

コウロギの実食
レアなスズメバチも体験

SDGsも取り組んでおり、昆虫食は今注目されています。
食肉の代替になることで、飼育に必要なエネルギーが不要となり結果的に地球環境の保護にもつながります。
ただ昆虫も動物ではないけど、生き物には違いないので、ビーガンではないとも言われています。


そして、試食した感想ですが、乾燥させたり、素揚げだったりするので、食感は、塩味とカリカリでえびせんみたいな感じです。
味はみりんのような鰹節のような旨味が後味でふわっとあります。
姿はびっくりで抵抗ある方も多いと思いますが、全く知らされずに目を閉じていたら、ちょっと磯っぽい感じのお菓子かおつまみです。

ちょっとお店でも仕入れて置いてみま~す。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?