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皇居の勤労奉仕に行ってきました~★

先日、15名のお仲間とともに、皇居勤労奉仕に初参加してまいりました~!

実家の母が元気な頃、何度か行っていまして、話は聞いていたのです。
が、なかなか早朝7時半とか8時とかに、皇居集合で3~4日休まず参加のご奉仕・・・、参加する事は難しかったのです。

ですが、今回お誘いいただいた時は、2021年の暮れころで、在宅介護の義母を見送ったあと。
その後実母を引き取って看てた時はダメだったけど、その母も特養にお世話になる事になって、送り出した後でした。
今なら、参加できるかも~?!と、奉仕団のお仲間に入れていただきました。

コロナ前よりも受け入れ人数がぐっと減り、皇居奉仕団も抽選になって、申し込みしたものの、なかなか抽選に当たりませんでした。

2022年に実母も見送り、その後、週三回のお仕事をはじめたので、どうしようかな~?とは思ったけど、まぁ抽選に当たってから考えよう~って感じでいたところ。
日程が決まりました~!とのお知らせ。

最小人数が15名で、これより少なくなってしまうと、入れないとのこと。
最初22人くらいで申し込んでいたけれど、75歳までなので、お誕生日過ぎたらダメだったり、怪我されたり、お仕事入ってしまったり。

しょっぱなから、ぎりぎり15人!になってしまったので、休めません~!!
団長さんが、イザという時の保険で、メンバー入りされていた、団長の旦那様やご親戚、みなさんの参加で、なんとか初日15名を確保できたのでした。
(翌日からは、減っても大丈夫なようです~)

初日は、「大手町」駅で下車したら、桔梗門に行くまでに迷子~笑

毎朝、写真入りの身分証明書で皇宮警察の方から、一人ひとりの確認があり、体温測定があって、出発です。

ここからは、名前順に2列になって、桔梗門をくぐります。
そして、ここからは奉仕団のご奉仕中は、写真撮影は厳禁。

と~っても素晴らしい皇居内の植物などの写真、撮りたかったけれど、一切NGなので、しっかり目にやきつけてまいりました。

桔梗門を入ると、窓明館という、まぁ休憩室?みたいな建物があり、荷物をロッカーに入れたり、説明などがあって、出発なのですが。
なんと、今回はしょっぱな、何もお仕事していないまま、天皇陛下のご会釈がありますとの事でした。

しかも、この日は何代か前の天皇の祭祀?があるとのことで、(あとで調べたら、孝明天皇の崩御相当日に皇霊殿で行われる祭典でした。)モーニング姿でいらっしゃいます、との事。

ちなみに、孝明天皇というのは、明治天皇の前の天皇でした。何代前の法事(とは言わないけど)までなさっているのでしょうね?

今回は、4団体のご奉仕だったので、宮内庁の庁舎を通った先の建物の中で、整列して、ちょっと練習などして待ちました。
天皇陛下が、それぞれの団体の目の前に来てくださり、私は一番前にしていただいて、もう目の前・・・
それぞれの団長さんが、直接、団体の簡単な説明などをして、お言葉をたまわります。
ほんの、5分ほどでしたが・・なかなか、緊張の時間でした。

ちなみに、以前の御会釈は、外で行われたのだそうです。それを、今の天皇陛下が室内で、と変えてくださったとか。
と、思ったらコレは私の記憶違いで、室内に、となったのは上皇陛下から、だそうです!(団長さん、ありがとうございます~!)


終わって出たら、馬車が二台通っていくのに遭遇しました!
馬車!?

乗っておられたのは、白装束の神官さんみたいな方々でした。
この日の宮中祭祀のお勤めの方々だと思われます。

馬車は、各種何台もあるのだそうです。
そして、皇居内には、馬も50頭くらいいるのだそう。

馬車に遭遇できるのは、なかなかラッキーらしいです。
昔は、6頭だての馬車もあったけれど、走らせるのがとても難しくて、今は2頭立てだけ、と言われていたと思います。

実は、各国の大使の方が就任される時に、天皇陛下にご挨拶があるそうで、その時、夏と冬以外(エアコンがないから)は車か馬車を選べるのだそうです。
その日時は、丸秘だそうですが(大勢人が集ってしまうと、警備も大変だし)運がよければ、東京駅あたりからの馬車の行列を見ることが出来るのだそう。
しかも、馬車の前後は白バイではなくて騎馬隊が護衛するんですって~!

なかなか、目の前の馬車!インパクト大でした~!


1日目は、皇居の宮殿エリア、一般参観でも案内してもらえるコース、プラス、宮殿の裏側というか、お正月などの参賀でよく見かける長~いベランダの長和殿の向こう側などを、案内、説明していただきました。

奉仕団だから、バッチリお掃除するのかと思って行ったのですが、初日はまったく観光だけでした。
他の日も、午前午後と、作業は1時間半程度。ただし、結構な山坂を毎日15000歩くらい歩いたので、歩ける方じゃないと、ご奉仕は難しいと思います。


でも、奉仕団だけは、一般人は入れないエリアにも入れていただけるのです。

皇居の職員の方も、専門の方以外はなかなか入れない場所、そして、お庭の中などは、招待客も入れないところなどにも入れていただき、くわしく説明してくださいました。

ここが東京とは思えない、本当に、別次元の世界でした。
どの木も、と~っても大きくて、真冬なので樹木そのものの姿しか見えないけど、ケヤキも、松も、かえでさんたちも、とても綺麗。

10月桜が咲いていて、クロガネモチの真っ赤な実があちこちで沢山ついていて。大きなビワの木や、あちこちで、サザンカが沢山咲いて散っていました。
色々な種類の松が、どれも、大きな盆栽みたいな素敵な枝ぶりで、なんというか、東京の真ん中とは思えない大自然の中だけど、とても愛溢れるお手入れがされているなぁ~と感じたのでした。

きっと、桜のころ、初夏のころ、ツツジもさつきも、見事なのだと思います。
と~っても大きな沢山のツツジの植え込みが、おお~きな亀の形に刈り込まれていて、一体どうやって刈り込むのかしら~?と思いました。


まだ1日目なのですが、そして2日目は、吹上御苑といわれる、完全に一般人が入れないエリアに行きましたので、また次回の記事といたしますね~。

ご奉仕は、だいたい3時半で終了でした。
4チームのうち2チームは、山形とか福島かな?東北から来られているチームで、これからスカイツリーにも行ってきます~と言われていました。

私は、帰りは「二重橋駅」から地下鉄に乗りました。
なんだ~、こっちの方が近かった~!のでした★

お堀に映ったビル群が、綺麗でした~。

そうそう、ちなみに何代前のご先祖さままでの祭祀をなさってるのかなぁ~と思って調べてみたけど、5代前くらいになるのでしょうか。


それとともに、ちょっとビックリしたのは、第1代神武天皇から124代昭和天皇のお墓、御陵が全部載っていました。

これって、すごくないですか?
以前、友人に「世界で一番古い家柄はどこか知ってる?」と聞かれたことがあるんです。

答えは、「天皇家」です。

今の皇居は、江戸城だから、明治になってからの宮殿の歴史だけれど、そして、わたし歴史にはぜんぜん詳しくないので、まるでわからない事だらけだけど。
でも、と~っても、感動したのでした。

一般公開で、1時間ちょっとのツアーみたいな見学コースもあるし、東御苑の方は公開されているそうなので、チャンスがあれば、ぜひ行かれてみると良いと思います。

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