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介護用品は、状況によって変えれるレンタルもおススメですヨ~★

突然介護する事になると、必要な用具を揃えなくちゃ!と思うかもしれません。
初めて介護することになった時、どうしよう?と思いました。

でも介護保険で、レンタルできるものも、結構あります。
1割~負担とかの、負担金はもちろんあるのですけれど。

一般のものなら、レンタル料を長く納めることを考えると、買った方が安いという事もあると思います。
が、介護用品の場合は、状況が変わっていくのだ、という事も頭に入れておいて欲しいと思います。


自宅介護で、認知症の義母を約10年介護していました。
骨折して歩けなくなってから、最初の頃の車椅子は、友人宅で、もう使わなくなったから~といただいたものだったのでした。
その時は、車いすにも色々種類があるなんて、知りませんでした。

この車いすは自走式だったので、義母が自分で車いすを動かして部屋の中を移動することができたのです。
でも、すぐに動かしてはあちこちぶつけるので、車椅子のストッパー(は自力で外すので)の他に、タイヤの下に小さな絵本みたいな固いモノを置いて、動かないようにもしていました★

認知症で、結構わからんちんになっていたので、自分であちこち動ける事が、いいような、悪いような・・でした。

この時、介護用品は、もしかしたらレンタルにすれば、その時の状況に応じたものに変えていけるので、あわてて買わない方が良いのかも~と思いました。

自分では動かせない、タイヤの小さい車椅子もあるし、後半に、寝たきりになってから使ったのは、リクライニング式の車椅子でした。


トイレの手すりも、本人の動ける状況によって、レンタルのモノを取り換えつつ使う事ができました。

一時借家に住んでいた時には、壁を傷めないように、つっぱり棒式の手すりというのか、つかまり棒?にする事もできました。

衛生関係のものは、レンタルが出来ずに買取りのものもありますが、それも、介護保険で一部出るものやいろいろがあるのです。


私は一番最初に、車いすを必要とした義父のときには、介護保険の申請すら知らず、ケアマネージャーさんって頼むと有料だと思っていました。

義父が、軽い脳梗塞と言われて、右半身がちょっと不自由になった時に、医師から、手すりでもつけるんですね、と言われて。
当時元気だった義母が、速攻で工務店に連絡して、家中に手すりをつける工事をしてもらいました。
介護認定など、知らないままなので、もちろん自費でです。

工務店も、近所の古くからの大工さんだったので、介護保険を利用できるとは知らなかったみたいです。

数年後、義父が亡くなった後で、住宅改修は介護保険を使えば1割負担で出来た(当時)事を知りました。
それから、「知っておく」って大事だな~!と思って、いろいろ発信する事の必要性を感じたのでした。

もっとも、発信されていても「見てなかった」わたしだったのだと思いますけどね~。

義父の車いすは、旅行に行くときに必要だったので、検索して行ったところで、1週間無料で貸し出してもらえました。
なので、結局義父は介護認定無いまま、この世を卒業されました。

あれから、もう15年くらい経つので、今は介護認定もとても混んでいるようで、結構時間がかかったりするようです。
でも、とにかくケアマネさんさえ頼んでおけば、すぐに必要なモノは、先に手配したりしてももらえます。

どんな介護用品があって、どんなレンタルができるか?なども教えてもらえます。

わが家の場合は、引越すときに、別の地域に変わるためケアマネージャーさんを探さないといけなかったのですが。
レンタルの業者さんに、ケアマネさんを紹介してもらいました。
そのお陰で、と~っても優秀なケアマネさんを紹介していただけて、後々とても助かりました。


まぁ、中には高齢者ご本人が、人が使ったかもしれないモノは絶対イヤ!という方もいらっしゃるでしょうけれど。
それでも、ベッドのレンタルのお陰で、義母の身体の状況に応じて、色々マットレスなどを変えていただけて。
最後、寝たきりになった時には、褥瘡予防のエアーマットにしてもらって、とても助かりました。

完全に寝たきりでしたが、2時間ごとに、エアーマットが自動で体位変換をしてくれて。
全く褥瘡ができずにすみました。
途中には、車いすに乗ってるだけで、かかとが褥瘡になりかけたりもしたのに、です。


介護用品も、どんどん進化しているようなので、その意味でも、レンタルだと新しいものに交換も出来て、良いかもしれませんね。

介護ロボットとかも、レンタルできると聞いた事がありますので。
きっと、ますます進化するのではないでしょうか。

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