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コーヒー豆を手網で自家焙煎する

「むずかしいんだろうなぁ」って思って、やれていなかったことを実際にやってみたら、それほどむずかしくなかった、ってことがある。

自家焙煎、まさにそれでした。

まあ、探求すれば深い世界なのだろうし、簡単とは言えないけれども、ド素人の僕としては、自分で焙煎した豆で珈琲が飲めるっていう体験だけで、なんだか幸せな気持ちになれるし、興味がある人には是非ともおすすめしたいので、僕なりにやってみたことを書いてみます。

生豆を買う

「きまめ」じゃなくて「なままめ」と読めばよいそうです。

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とりあえず生豆を買うのは初めてなので、生豆倶楽部さんが厳選セレクトした5農園セットってやつを注文してみた。

200グラム ✗ 5袋。

ブラジル、コスタリカ、ルワンダ、ドミニカ、グァテマラ。

さて、どの豆から焙煎するか迷うところではあるけれど、まあ、素人感覚から言うと、ここはやっぱり「ブラジル」からっしょ。

自分好みの豆を見つける旅のはじまり。

生豆を計る

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後のことも考えて、キリよく100グラム。

毎回100グラムずつ焙煎して、焙煎時間などを研究する作戦。

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きれいな緑色。

ダメなやつをはじく

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さて、焙煎をはじめる前に、平たいトレイに広げて、ダメそうな豆をはじいていく必要があります。

カビとか虫食いとか、イヤだからね。

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僕の独断と偏見ではじかれた豆たち。

どうすか? いかにもダメな雰囲気ただよってますよね?

かわいそうだけれど、三角コーナーへお逝きなさい。

煎り網に生豆をセットする

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煎り網に生豆を入れる。

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しっかりと、蓋をしめる。

焙煎する

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火は中火。

とりあえず、最初だから感覚がわからないので、まあ、だいたいこのくらいの高さで、わさわさと網を揺さぶってみる。

youtubeでいろいろ見たので知っていたけれど、チャフという豆の皮が飛んで散らかった。(100均でアルミホイルを買っておいたのに敷くのを忘れていた笑)

5分くらい煎ると、ゆっくりパチパチという音(これを1ハゼというらしい)がしてきて、その後は徐々に煙が出てピチピチピチピチという音(これは2ハゼ)がなりだす。

僕がみたyoutubeでは、煙が出ても25秒くらいはひるまずに火にかけろ!と言っていたので、言われたとおりにやってみた。

豆を一気に冷ます

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「今だ!」というタイミングで、ザルに出して、ドライヤーの冷風で一気に冷ます。こうしないと、予熱で焙煎が進んでしまうらしい。

ドライヤーの風で、チャフがめっさ散らかる。笑

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じゃーーーん!

出来た。

なんだかつやつやしていて、良い感じに焙煎できてそう。な気がする。

けっこうすぐできるんだな。

チャフを掃除する

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お気に入りのカセットコンロが、こんなことに。

泣きながら掃除機で吸いました。

次回はぜったいにアルミホイルでカバーしよう。

ぜったいにだ。

瓶で保管する

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焙煎したての豆からはガスが出るようなので、蓋をゆるめて、瓶に保管。

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愛おしい。

いつ飲めるの?

最低、1日はおいたほうが良いみたいです。

常温で5日目あたりが一番美味しいらしい。ああ楽しみ。

香りが整った後は、冷蔵庫か冷凍庫にしまうと、酸化の進みを遅くできるようです。

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しかし、待ちきれず、焙煎から3時間後なのに、テイスティングしちゃいました。笑

ミルで豆を挽いて、お湯をいれると、モコモコっとめっさ活きがいい!

これですわ〜。

味のほうですが、たしかに香りがまだまだ若い感じだったけれど、ぜんぜん美味しかったです。

いや、これはハマりそう。

5日後が楽しみ♪

今回の道具

生豆倶楽部の厳選5農園セット(200g x 5袋)
(ブラジル、コスタリカ、ルワンダ、ドミニカ、グァテマラ、お得!)

新越ワークスのステンレス煎り網(16cm)
(銀杏とか、ごま炒りなどにも使用できる)

スノーピークのHOME&CAMPバーナー(ブラック)
(折りたたむとかなりコンパクトになるお気に入りのカセットコンロ)

Ballのメイソンジャー(480cc)
(蓋がしっかり密閉できる構造になっててよい)

さいごに

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手網焙煎、すごくよい。

ただ、終わった後の掃除が、けっこう大変。。。

次回は必ずアルミホイルを敷くぞ。

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