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京都散歩20:仁和寺と龍安寺。「蔵cafe」も。

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
京都のお散歩も20回目となりました。
行く場所ごとに新しい発見があります。
京都検定を受ける決断をしていなければ、きっと一生訪れることのない体験をしていると思います。
ありがたいなあ。
初めての場所は電車でもバスでも歩きでも風景に見惚れてしまいます。


今回の京都散歩は仁和寺と龍安寺に参拝します。
今更で恥ずかしいのですが初めて伺いました。

【2024年8月17日】

快晴です。
本当は三条京阪からバスで行くつもりが、家でもたもたしてしまい西大路御池まで電車で移動して、そこからバスで仁和寺まで移動しました。
(今日は移動の待ち時間がほとんどなくて、ラッキーな一日😁)



仁和寺

言わずと知れた世界遺産です。
仁和寺、龍安寺、鹿苑寺(金閣寺)と、きぬかけの道沿いに世界遺産がずらりと並んでいるって、考えてみたら凄い街に住んでいるのだと改めて感じます。

二王門(重文)

バスを降りると目の前に荘厳な二王門が出迎えてくれます。
阿吽の像が立派です。

このお散歩を通じて、大きなお寺の作りもなんとなく把握してきました。
仁和寺の二王門は以前訪れた「広隆寺」と既視感を覚えます。

やはり、実際に見ないと。

今回は「仁和寺御所庭園と霊宝館」のセットの拝観をお願いしました。  
庭園は「京の夏の旅」の特別公開です。

二王門を潜ると、想像以上に広い敷地で中門がはるか先に見えます。

広いな~
仁和寺御殿の唐門でしょうか。

辿りつきました。
参拝に向かいます。

中門です

中門を潜ると左手に有名な「御室桜」が。

御室桜は遅咲きで、背丈の低い桜です。近年までは桜の下に硬い岩盤があるため、根を地中深くのばせないので背丈が低くなったと言われていましたが、現在の調査で岩盤ではなく粘土質の土壌であることが解りました。
ただ、粘土質であっても土中に酸素や栄養分が少なく、桜が根をのばせない要因の一つにはなっているようです。

公式HP
御室桜
日焼け防止かな

金堂(国宝)

金堂に向かいます。

仁和寺の本尊である阿弥陀三尊を安置する御堂。慶長年間造営の御所 内裏紫宸殿を寛永年間(1624〜43)に移築したものです。現存する最古の紫宸殿であり、当時の宮殿建築を伝える建築物として、国宝に指定されています。堂内は四天王像や梵天像も安置され、壁面には浄土図や観音図などが極彩色で描かれます。

公式HP

素敵な佇まいです。
来てよかった。


経蔵(重文)

江戸初期建立です。
内部中央に八面体の回転式書架があり、96箱、総計768箱の経箱を備えているそうです。


鐘楼(重文)

入母屋造、本瓦葺。 「鐘楼」の「楼」とは元来二階建ての建物を指します。階上は朱塗で高欄を周囲に廻らせ、下部は袴腰式と呼ばれる袴のような板張りの覆いが特徴的です

公式HP


水掛不動堂

一願不動とも案内されていました。
隣に菅原道真公縁の「菅公腰掛石」もあります。
この参道がとても素敵。
紅葉があしらわれているので、隠れ紅葉スポットかも。

この長い柄杓で水をかけます。

割と重い

こちらもお参りを済ませて、御影堂に戻ります。


御影堂(重文)

こちらも江戸初期建立です。
真言宗の祖師である弘法大師空海、仁和寺開山寛平法皇、第二世性信親王を安置しています。

百日紅越し

蔵cafe

境内にcafeがありました。
残暑の中、朝食をとらずに動き回っているので休憩です。

なぜか1Fのスクリーンにジブリ作品が流れている中、靴を脱いで2Fに。
こちらはクッション?ざぶとん?のみのフロアになっていました。

テーブルがないので床置き(笑)
たっぷりのアイスコーヒーが染みわたる。

貸し切りだぜ!

梨木神社や建仁寺、佛光寺もそうですが、境内にcafeあるのっていいですね。


観音堂(重文)

すべての建物が国宝や重文。
江戸初期の建立でご本尊は千手観音菩薩。
読経されていましたので、中は入れませんでした。

観音堂から見た五重塔


五重塔(重文)

江戸初期建立で、ご本尊は大日如来。
総高は36.18メートル。
すごいです。


仁和寺御殿

特別公開のお庭に。

竜王戦があったのですね。
あまり詳しくない。

お庭に向かいます。
こちらが南庭だと思います。

北庭
五重塔の借景とか、計算されつくした景色。

素敵でした。


霊宝館

当日が最終日でした。
調べてきてはいなかったのでラッキーです。

展示物、これほどの国宝やら重文があっていいのかしらという感じでした。
頂いた目録でもずらりと国宝と重文が並びます。
覚えきれない。。

次の公開を尋ねましたが未定とのこと。
また見たいです。

【学習メモ】
宗派:真言宗御室派総本山
山号:大内山
ご本尊:阿弥陀三尊
国宝:下記
重文:下記 覚えられない。。
庭園:池泉庭園“宸殿北庭”
メモ:888年宇多天皇が創建。
  成就山八十八か所霊場
  茶室 遼廓亭、飛濤亭(ともに重文)

京都・観光文化検定試験 公式テキストブック

仁和寺は時間忘れました。
かなり滞在した。

きぬかけの道

仁和寺を出て、きぬかけの道を金閣寺方面に龍安寺に向かいます。
少しでも日陰を求めて、左右の道を交差点毎に行ったり来たり。

住吉大伴神社

さすがに暑いのとお腹が空いたので「山猫軒」に先に行きます。

お勧めです!

龍安寺

仁和寺の広さと違いこちらの入口は中の広さを感じません。
まったく別の気を感じます。

参道を進んで。

龍安寺山門

こちらで拝観受付をします。

木漏れ日の石段を登ります。
この写真「夏の1コマ」に応募しよ♪

龍安寺方丈庭園

方丈庭園(石庭)に。
龍雲図。すごい。
龍の図がとても好き。


石庭を望む縁側には、外国人観光客を含めた多くの参拝客がのんびりと風景に浸っていました。
暑いからね。

さて、池を巡ります。

いいなぁ

鏡容池

京都三大池並びに京都三大鏡池の一つとされています。
「鏡容池」の名前の由来は鏡のように水面がほとりに生える草花を映し出すところからだそうです!

まさしく鏡
この写真も好き
応募しよ。

水分石

昔は水深を測るメジャーの役割をしていたとのことです。

広大な池です。

【学習メモ】
宗派:臨済宗妙心寺派
山号:大雲山
ご本尊:釈迦牟尼仏
重文:方丈、本堂、太平記
庭園:方丈庭園(石庭) 虎の子渡し、七五三の庭
メモ:つくばい(水戸光圀寄進)
   侘助椿(秀吉が称賛した)

京都・観光文化検定試験 公式テキストブック

さすがに次に行く予定にしていた、等持院もしくは金閣寺までは無理なので帰路に。
目の前にバス停がありますが、龍安寺南門を超えて商店街から嵐電の龍安寺駅に向かいます。

龍安寺南門

商店街のコミュニティセンターでお手洗いお借りしました。
いらっしゃった皆さんがとても親切でぴっくり。

ありがとうございます。
気になるcafe

駅にたどり着いたらタイミングよく電車が来ました。
北野白梅町に戻ります。

北野白梅町駅
こちら周辺にもたくさん観光スポットがあります。


到着しました。
今回はこちらで終了です。

どちらのお寺も見どころが多すぎました。
きぬかけの道を金閣寺含めて散策されるのであれば、時間に余裕を持ったスケジュールが良いかと思います。

それから「山猫軒」お勧めです。
プランに組み込んでみてはいかがでしょうか。

それではまた。

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