私がミラーレス機をメイン機にしない理由

こんにちは。フォトグラファーのAriです。
今回は、私がなぜミラーレス機をメイン機にしないのか、いや、できないのかについて書いていこうと思います。

私がメインでしている撮影としては、仕事では、スポーツ撮影等の動体撮影が主な撮影となっています。趣味としては、風景写真を撮っています。

では、なぜミラーレス機を使えないのか。それは、カメラを動かした時にファインダーの画像がタイムラグ等があって気持ち悪くなってしまうこと。それから、AF性能が裏面照射型では少し遅いことが挙げられます。

まず、ファインダーのタイムラグについて。ゆっくりと三脚を使って構図を完璧に固めて写真を撮るときや、スタジオ撮影等などの時には全く問題ないのですが、頻繁にカメラを動かしながら撮影する時にはどうしてもファインダーの画像の遅れが気になってしまいます。というか、酔います。ファインダーはいかに綺麗に見えるかも大切ですが、いかに素早くセンサーに映った画像を反映させることが動体撮影では大切になってくるのです。そのため、陸上の撮影などもしている私はどうしてもいまだにミラーレスで仕事をすることができません、、、

次に、AF性能に関して。確かに、ミラーレス機はAFが速いです。はい、確かに速いです。でも、それは、機械が勝手にしてくれているから。しかし、きちんとフォーカスポイントを被写体に合わせることができたり、自分自身でピント合わせの補助をするスキルがあれば、一眼レフの方が速いです。

これらを踏まえるといまだにメイン機は一眼レフ機です。
ℤ9も使いましたが、結局ピントの微調整は自分自身の手で行うのでフォーカスの速さなど変わりません。

今後、ファインダーの画像の移り変わりがOVF並みに自然でどれほど振り回してもきちんと追従するように慣ればミラーレスに完全に乗り換えようかと。

プロとして生きていく上で大事なのは軽さや持ち運びのしやすさや値段ではなくいかにリアルな映像を見ているか、また、どんな状況下でもとりあえずシャッターは切れるか、24時間そのカメラを使い続けられるかである。

そんなカメラが早く出てくれるといいな。

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