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PREDUCE SKATEBOARDSビデオ7作目 "SAJAI" がYOUTUBEに公開されました

私の夫はタイで1番古いスケートボード・カンパニー「PREDUCE(プレデュース)」を10代からの古い友人と共同経営しています。「道路事情の悪いバンコクでスケボー?」と思う人が多いと思うけれど、タイはスケーター人口が意外と多いのです。

スイス人の夫が大学生の時にタイに遊びに来て、タイ人スケーターのレベルの高さに驚き、タイ人の友達が既に2002年にPREDUCEを始めていたところ声を掛けられ、PREDUCEを「スケーターがスケートで食べていける環境をタイに作ろう」と動き出し、2006年には今もサイアム・スクエア・ソイ1にあるショップをオープン。

当時出会ったスケーター達がプロとなり、タイ、そして東南アジアのスケートシーンを牽引してきました。夫と出会って約10年、その間にスケートシーンを介してタイの才能豊かなアーティストたちが繰り広げるアート、音楽、ファッションなどなどが融合して、これまた日本とは違う独特なストリートカルチャーが育まれる様子を垣間見てきました。

そして21年12月、コロナ禍で大人数が集まることで規制に引っかからないか、集団感染の恐れはないか、最善の形とは何か、「こんな時期に」と非難の的にならないか、とにかく開催していいものか、と散々検討し、フルレングス7作目「SAJAI」のお披露目パーティーを決行。会場はBANGKOK BOAT & BEACH CLUB 。チャオプラヤ川に浮かぶ船と陸のバーセクションを利用して、MAFT SAI (ZUDRANGMA RECORDS)らによるDJ、ライブ、ビデオ上映前にはBEEKFIFAJOSEPHのプロ移行発表。本人たちには一切ばれないようにずっと前からデッキを用意しており、彼らの驚き、喜び、興奮する姿に鳥肌が立ち、ウルウル来てしまった。コロナのために海外撮影ツアーに行くこともできず国内での撮影に限定され、ビデオがやっと完成しても発表時期が定まらず、先の見えない要素に囲まれながらやっとお披露目会開催に漕ぎ着き、感無量。チームメンバーのインドネシア人ABSAR、フィリピン人DEMITが一緒にバンコクでお祝いできなかったのはとても残念だったけれど。

夫曰く、これだけソーシャルメディアが主流となった今、フルレングスビデオを制作する意味があるのかどうか考えることもあるけれど、やはりフルレングスビデオというのは特別で、スケートブランドとしてやっぱり作り続けたい、と。

SAJAI予告編

12月4日の上映会には何百人集まったんだろう。「コロナで何ヶ月も友達とはちゃけていなかった。こんなイベント久しぶり!」という人が大勢いて、皆笑顔の良い夜だった。しかも船上パーティー中、近くの川沿いの高級ホテルからハイソなタイ人の結婚式で花火までドカーンと打ち上げられ、まるでPREDUCEイベントの一環のようで「おおおおお」と皆大騒ぎ。私は久しぶりの宴会で酔い過ぎて、最後は船の床で毛布代わりに大型ビニール袋をかけられ、倒れるように寝ていた。屍のように。苦笑

この度チームにまだ18歳のKAOFANGちゃんが加わりました。女の子、子供スケーターが増えてきたタイのスケートシーン。彼女が他の女の子たちのインスピレーションとなること間違いなし。GO, GIRRRRRRRRRRL!!!!

そして、「SAJAI」が先週YOUTUBEで公開されました。PREDUCEは皆本当に仲良しで大家族みたい。ビール片手に、スケートと仲間を愛する彼らのバイブを感じてください!

PREDUCESKATEBOARDS
ショップ:SIAM SQUARE SOI 1
WEBSITE:https://www.preduce.com/
オンラインショップ(海外発送対応):https://www.preduce.com/collections/all
 FACEBOOK:https://www.facebook.com/preduce
INSTAGRAM:https://www.instagram.com/preduce_skateboards/,
https://www.instagram.com/preduceshop/
YOUTUBE:https://www.youtube.com/preduceskateboards


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