【わかりやすく解説】つみたてNISA
こんにちわ、ありてうです。
YouTuberのマナブさんやイケハヤさんはご存知でしょうか?
この方達はチャンネル登録者数20万人以上を獲得しているビジネス系YouTuberです。
そんな彼らがオススメしている資産運用の中に「つみたてNISA」があります。
⬆️マナブさん
⬆️イケハヤさん
今回はそのつみたてNISAについてわかりやすく説明していきます。
つみたてNISAを始めることによって、将来的に金銭的メリットがある可能性が高いです。
是非、この機会に知ってみてください。
では、さっそくいってみましょう。
目次
①つみたてNISAとは
②つみたてNISAと一般NISAの違い
③つみたてNISAのメリット
④つみたてNISAのデメリット
⑤まとめ
①つみたてNISAとは
つみたてNISAとは2018年からスタートした新しいタイプのNISAです。
普通は金融商品を運用して利益が出れば、その利益に対して税金がかかってきます。
しかし、NISA(少額投資非課税制度)を使用すれば、その利益は非課税(税金がかからない)になります。
②つみたてNISAと一般NISAの違い
つみたてNISAの他にも一般NISAがありますが、一般NISAも少額投資非課税制度です。
2つのNISAとも設定された非課税投資の枠から得た利益や分配金が非課税になるしくみです。
2つのNISAの違いは非課税の投資金額枠の大きさと投資できる期間の長さです。
一般NISAは非課税枠は年120万円、投資できる期間は最長5年、合計非課税投資上限600万円です。
積み立てNISAは非課税枠は年40万円で投資できる期間が最長20年、合計非課税投資上限は800万円となっています。
一般NISAの投資の対象は株式・投資信託です。
積み立てNISAの投資対象は金融庁が選んだ投資信託やETFです。
※つみたてNISAは株式の銘柄への投資は不可。
非課税枠の視点から積み立てNISAと一般NISAの両方はできません。
・長期間運用で少額から投資をしたい人→つみたてNISA
・まとまったお金がある人→一般NISA
どちらのNISAが自分に合っているかを考えて始めるのが良いと思います。
③つみたてNISAのメリット
ここからはつみたてNISAの4つのメリットを説明します。
1.利益に税金がかからない
普通は投資をすると利益に対して年間約20%の税金がかかります。
しかし、つみたて(積立)NISAでは年間で40万円、投資総額800万円まで税金を免除になります。
例えば、株式投資の利益が40万円の場合、約8万円の税金がかかりますが、それがなくなるのですからとても得をするというわけです。
2.国が初心者にあった商品を厳選している
つみたてNISAで扱える金融商品は金融庁の厳しい条件を達成している長期運用向けの投資信託などに絞られています。
現在、日本で買える投資信託は5000本以上あります。
その中から自分に合ったものを選択するのは難しいですね。
しかし、つみたてNISAの商品数は数百個とかなり限られてきます。
どういうものを買えばいいのかはまた別の記事で紹介しますね。
3.長期投資が可能
積み立てられる期間は最長で20年と長いです。
ここが大切なポイントです。
貯金の場合積み立てたお金がは減りませんが大きく増えることはありません。
つみたてNISAの場合は値動きのある投資信託で積み立てていくため、その商品の価格が上がれば大きく増えるますが、元本割れの可能性もあります。
この商品の値動きがリスクですが長期的な投資であれば、そのリスクを抑える効果があるのです。
株式投資では多くの資本がないとなかなか利益が出ません。
株式投資の年利は良くて約3〜5%なので一般の方はなかなかうまくいかないのが現状です。
無理をして、株を一括購入で投資をして、相場が動くと損をしていないかとドキドキしてしまいます。
しかし、積立NISAであれば、毎回少しずつ買い続けるため、相場の動きにゆとりを持って運用が行えるというメリットがあります。
長期間、ゆっくりとお金を増やせるのがつみたてNISAの強みです。
4.いつでも引き出せる
つみたてNISAを始めたとしても途中で積立が続けられない状況になったり、予想外の出費で生活が苦しくなる人もいます。
でもつみたてNISAは途中で積立を止めたり、引き出すことも可能です。
定期預金も途中で積立を止めらことができたり、引き出しできる点では同じですがあらかじめ決まっていた利率より低くなる中途解約利率が適用されてしまいます。
もし、経済的に苦しくなったら積立の金額を低くしたり、積立を止めたりすることができるのが安心ですね。
④つみたてNISAのデメリット
ここからはつみたてNISAの3つのデメリットを説明します。
1.元本割れの可能性がある
つみたてNISAは金融庁が厳選した投資信託やETFから運用商品を選ぶことになります。
投資信託やETFは元本が変動する商品です。
元本確保型商品である定期預金や保険などとは違います。
元本が変動するということは運用中に元本割れ(元金額より低くなる)をする可能性があるということです。
金融商品は金融庁が厳選しているんですが利益が出ることや元本が確保されることを保証している訳ではないのです。
2.投資対象の運用商品が限られている
つみたてNISAは金融庁の基準を越した投資信託やETFしかオススメされません。
今、売られている約5000本以上の投資信託の中からつみたてNISAで投資できる投資信託は数百本に絞られています。
限定される分、選びやすくはなりますがいろんな商品を選びたい方にとっては不都合ですよね。
3.非課税期間には期限がある
非課税期間は20年と長期ですが、期限があるため、デメリットが生じることがあります。
例ではつみたてNISAで投資した40万円の投資信託が非課税期間の終了される時に30万円に下がっている場合を想定してみましょう。
非課税期間の終了時に売却を選択しない場合、その投資信託はつみたてNISA口座から課税口座へ移行します。
この際は取得価格が本来購入した40万円から移行時の資産額である30万円に変更されます。
その後に商品の価格が上がり、40万円で売却したら、本来は40万円で購入したため、元の元本に戻っただけです。
しかし、この値上がりした10万円は利益とみなされ課税対象になるので、20%の課税、つまり約2万円の税金がかかってしまうわけです。
このことをしっかり把握しておきましょう。
デメリットもありますが、それ以上にメリットが多いのがつみたてNISAだと思います。
⑤まとめ
長期的に積立でお金を増やせる仕組みであるつみたてNISAの魅力が少しでも理解できましたか?
つみたてNISAは日本在住の20歳以上の人なら誰でも始めることができます。
1人、1つの口座しか利用できないできないことは覚えておきましょう。
銀行や証券会社、ネット証券でつみたてNISA専用の口座を開設すれば始めることができます。
ネット証券であればご手軽に始められて、商品選びも簡単にでき、手数料も安いです。
僕的にオススメするのは楽天証券です。
老後のため、将来のためのお金を準備するために少しずつ積み立てができるつみたてNISAを始めてみてはどうでしょうか。
参考になった、少しはつみたてNISAのことがわかったという方はスキやフォローをして頂けると今後の記事作成の励みになります。
ではまた...
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?