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おくびょうな手紙。

自分に自信のない臆病で孤独な
ハリネズミがいました。

ある日、ハリネズミは
ほかの動物たちを自分の家に招待したら
どうなるんだろうと考えはじめます。

そして、動物たちを招待しようと
手紙を書くんです。


親愛なるどうぶつたちへ
ぼくの家に遊びに来るよう、
キミたちみんなを招待します。


なのに...


でも、
だれも来なくてもだいじょうぶです。


こんな一文を書き足してしまいます。

不安になってしまいました。

その上
手紙を引き出しにしまってしまいます。


そこから、ハリネズミの空想上で
動物たちの訪問がはじまります。

とにかく後ろ向きな想像ばかり。


でもね、
わからなくもなかったりします。


以前、記事にしたことがありますが、私は高校時代をひとりぼっちで過ごしていました。

なので、読みながらハリネズミに自分を重ねていました。


「自分はこう思われてるから」

「こう思われるだろうなぁ」


心を閉じ込める理由は
すぐに浮かびます。

でも、やっぱり、心のすみっこには「さみしさ」がありました。

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トーン・テレヘン著【ハリネズミの願い】

この本に出逢ったのは、数年前のこと。

今はどうだろう。


noteの世界にやって来た日にも
不安はありました。

ハリネズミの心がありました。


でも、今はどうだろう。


弱くてもカッコ悪くても、才能なんてなくても、そのまんまの私を認めて許してあげられた時は、心がとっても楽でした。

「楽しい」も「好き」も、周りの人たちと共に、分けあえる自分がいました。


自分のことを認めて許してあげることで

『どう思われるか』の気持ちも
少しだけ小さくなっていきました。


正直、まだ途上ですけどね...。

話したい、繋がりたいと思っても、なかなか引き出しの手紙を出せずにいたりしますけどね...。

★。+゚☆゚+。★。+゚☆゚+。★。+゚☆゚+。★

自分のこと、信じてあげましょう。

そしたら

信じられる誰かと、きっと出逢えます。


さて...

ハリネズミはどうなったでしょうね ^^


今日もありがとうございました🎈