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有賀 籐
2022年4月11日 18:53
暮れていくだけの朝日は逸れてかわる軌道知らない形は今に変わりだし皆それぞれ灯り 探し始める出窓から影は消え逆張りの行列に拍子木が響いた手すりから手すりへと持ち直す その時々冷たいシーツ 探すように背中を風が通る乾いた指 滑らせた要らないものが多いから分かっていて 君だけは鼓動と鼓動が重なり包まれた心地 待ちぼうけ形変えたのは 暗い海で取り繕うだけ 朝を待っ