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歌詞集

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2022年1月の記事一覧

Bon voyage

息をゆっくり ゆっくり 吐くから
もう少し ここに いさせて
ふたり ふたり でもなぜに
僕は離れていく

神様 別れは 少し希望に満ち
君との約束も いつもの思い違い
そんなの嘘さ

きっと いつか 今の僕みたいに
ちょっと弱音を吐いたりする時
笑うように いきぬくように
人は諭すだけ
では さよなら 難しくないさ
ただ 心がちぎれそうになって
君の顔が いつもの顔じゃないように見えた

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あわない

長靴は裸足で わざと水たまり
用事を作り 予想確かめ 片付ける

いろんな色 揃って並んでる 箱の中
余裕みせても 予想は超えない 組み合わせ

あわない あわない
いつまでも 待てない
させない させないで
そのままの意味

故郷は補正がかかり たまに揺さぶるね
ふと香ったくらいで 塗り替える 浅はかさ

あわない あわない
水は全部買ってる
飲まない 飲まないで
なおらないから

白いとこ 読

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60分休符

頭の中に 住んでた頃は
からのポストを 君と覗いた
蛇口を捻れば 言葉が溢れて
作った歌で 顔を洗った

ため息の今は、間を埋めるだけ
回るイスに座って 
あと少ししたら連休なのか
窓拭きのゴンドラ見てるよ

ビルとビルの間の公園
澄んだ空気の匂いがして
僕とひまわりは
頭をぶら下げたまんま
あの頃より太字で響く
秒針の音と音の間
思い出だとは呼べないね

嫌いなことや許せないこと
話の種はそ

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here

思い出は冬ばかり
そんなはずはないのに
飲みたくもないカフェラテ
おそるおそるすするのさ

劇画タッチと違う
淡い映画とも違う
でもカテゴライズする必要ないね
ただ笑っていよう

頭をかけめぐる
胸がズンズン響く
そんな真似事もそこまでにしといて
ほらここにいまを過ごそうぜ

「大袈裟」とかき混ぜる
何も根拠はないのに
「それはそう」と頷いて
浮き上がって沈むのさ

You've been her

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Getting Better

違いは距離として
想いは深くなっていくよ
今日も

遠いか深いかは
見えるようで見えないみたいだ
どうだい?

選んだ言葉に乗せることは
諦められないんだからさ
ここへ降りてきてくれないか
「なんか分かんないだけ」の
無駄だとしても

片付けたくなって
どこか行きたくなったとしても
たぶん 季節はずれさ

離れ離れになったとして
それはそうと手を繋いだり
0か100かじゃないって事を
今僕も気づ

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Sun

辺鄙なトコ出て 今更なにを
ご覧 曇ってきてる 降るなら降れば
もうここでいいとか 顔伺うなら
心しまおうぜ 結果論さ

なぁ 地図なんか読めるの
じゃあさ あのさ
次の交差点は 右 左

楽した分だけ 後悔は立つ
言わずのお礼も 後にひきずる
預けた全ては 寧ろあげるよ
楽な方がいい

段違いの豪邸の
半地下でスポーツカーを
ジーンズはビンテージと
そんな事思ってた

必死さ 本当さ
奥歯ギシギ

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線の内側

皆 ただ 土曜を待ってる
スキルとして 息継ぎして
黄色い線の内側
遅延証明は 誰のせい

誰しも一度くらいは
頭ん中で想像して
同じようなこと悟って
IC チャージしてるんじゃないか

理由はなくてもいいさ
哲学なくてもいいさ
素晴らしい誰かに出会うその日まで
黄色い線の内側で

多分 僕ら 遠くにいる
車両違いで生きてきた
僕はここさ 君はどこだ
でも同じ景色見てるんだろう

伝わる言葉選んで

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バウムクーヘン

入浴剤が溶けていくみたい 
帰り道の空の雲
コンビニのバウムクーヘン
買ってかえるね「レジ袋を」

君は今帰ってきたところって
ピアス取って
束ねてた髪の毛をほどいてる

思い描いてるカタチは、言葉は、違うから
でも何かしらを大事にしまって
今日も暮している
なんか作ろうか

僕のギターは大きなケース
フローリングに傷をつけてから
クローゼットの奥にしまって
出すのが面倒で弾かなかった

最近の

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