私の不妊治療③〜治療を進める決断&また手術〜
6月ごろの初期検査で「卵管水腫」という診断があり、そのままの状態では自然妊娠はほぼ難しく、妊娠するにはまず、卵管の手術を受け、さらにそこから「体外受精」が必要と判断されました。
私は、その事実を受け入れられず、そのまま治療を続けるのではなく、一旦転職活動に舵を切ることにしたんです。👉 私の不妊治療②
今回はその続きです。
ここで改めて…不妊治療に関わっていた期間(妊活のきっかけ含め)の出来事の時系列まとめ。
2018年10月 治療を進めていくことを決意できた
そんな中、10月ごろにやっと治療を再開することを決めることできたのは、当時産休中の同僚が同じように不妊治療をしてもうすぐ出産、というところまできていたから。
彼女はずっと妊活をしていることを公言していて、仕事とのバランスを図りながら仕事をしていることを知っていました。
一方私はその頃…何か別の方法があるのではないだろうか…診断は何かの間違いではないのだろうか…仕事はどうする…など、とにかくもやもやしてなんとなく先送りしていたところ、
「一刻も早く採卵をして、受精卵凍結だけはすることをお勧めする。」
という助言で治療を再開する決意ができました。同じ悩みを抱えた少し先行く「先輩」からの経験談や助言を直接聞くことができたことは本当によかったと思います。やっと踏み出すことができました。
6月の初期検査で卵管留水腫が認められたことから、体外受精をする前に、まず手術をすることが先決になります。
👇 卵管留水腫についてはこちらの記事がとてもわかりやすいです。
なんと、手術できるのは半年先・・・!!一番早くて3月の手術になるとのことで、紹介いただいた病院での手術の予約を入れました。
2018年11月 採卵をする
体外受精ではお馴染み?排卵誘発のための自己注射が待っていました。
「えーーーー自分で注射するの???泣」
とめちゃめちゃ不安でしたが、自己注射のスケジュールに入る前に、ちゃんとクリニックの看護師さんから、数人で自己注射の仕方を教わる講習が行われるので、まあその通りにやればOKだったのですが、最初はビビりまくってました汗
採卵当日は麻酔をして、多分数十分ほどの手術。朝9時台にクリニックへ行き、手術は10時台の開始だったと記憶しています。
他にも同じように手術を受ける方が数人いらしゃったみたいで、「毎日毎日同じようなことがこのクリニックでは行われているんだな、そんなにたくさんいるんだな。」となんとなく勇気づけられたのを覚えています。
術後、麻酔が切れる前の微睡の中で、「ああこれは私の人生で一生別れられない記憶になる。何か絶対に伝えなくてはならない。」と使命感にも似たものを感じたのをすごく覚えています。
終わって麻酔から目覚めた時は、ちょっと下腹部が痛いな…という感じ。少し休憩してから、帰宅しました。
2019年3月 卵管切除の手術をする
満を辞してやっと手術です。半年先まで待った手術。
こういうことがあるから、治療は長期化するんですよね…
卵子が若いうちに一刻も早く採卵した方がいいと助言してくれた同僚にめちゃめちゃ感謝です。
入院期間は1週間、腹腔鏡手術とはいえ、おへそのあたりを含め、数カ所ちょっと切ることになるので、それはそれは術後マジで痛い。。本当に痛かった。泣(でも、これがあったから、帝王切開が普通に思えたので、よかった…?)
卵子は産まれた時が一番多くて数は減っていく一方。そして年齢と同じで、卵子も年齢を経ていく…という残酷な事実。
そんな大切なこと、誰か教えてよ…もっと早くに知っていれば…と思ったのが本音です。
〈卵子凍結・受精卵凍結に関する記事〉
(私が個人的に好きな記事です。
決断された状況・背景、タイミングを本当に尊敬します。)
次は移植の話からしていこうと思います。
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