2020 Mリーグ 11/13 南3局 カン5s待ちは結構読み筋に入る


画像2

南3局で日向選手が2件リーチに手詰まって、瑞原選手にカン5s打ち込みの場面。

先リーチの瑞原選手は字牌を並べて2sを切ってのリーチなのでほとんど読みの材料はなさそう。

しかし実はカン5sが読める情報がリーチ後の河に存在している。

河を見渡すと2sの周りである3s,2sがすべて見えておりかつ1sも三枚見えている。つまり2sまわりの1s,2s,3sの牌を持っていないのに2sをリーチまで引っぱったということになる。

それら1s-3sまでの牌がなくて2sを引っぱる形というと246s,244sが濃厚だ。そして244の形においては4sツモ切っているので、単純な形としては246のパターンしか残らない。

もちろん2sが実はくっつき有効牌で残した、2456777のソーズ連続系、そもそも5sが埋まったパターンなどもあるが5sはかなりアタリやすい牌と見なければいけない。

追いかけの二階堂選手をケアしての中筋5sと思うが、この局面では5sが瑞原選手に危険すぎるので2pあたりがよいだろう。

終盤になるとさっぱりわからなかったリーチに対して形が限定されるということもたまにあるので特にリーチ宣言牌近辺の牌の残り枚数はチェックする癖をつけるのがよいだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?