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なかにし ゆうり
2021年9月29日 22:11
家事使用人といえば、制服姿の女性(メイド)を思い浮かべる方が多いと思います。しかし、イギリスにおいて元々は、家事使用人は女性であったわけではありませんでした。 女性が圧倒的に多くなったのは、19世紀の現象なのです。なぜ家事使用人は女性化したのでしょうか?・・・とくに上流家庭では、工業化以前の時代は台所を中心とした家事においても男性の家事使用人の方が多かったそうです。男性の家事使用人
2021年9月15日 21:34
メイドと聞くと、今の日本では喫茶店で働いて「おかえりなさいませ」と言う女性の従業員を思い浮かべますが、元々の意味は「家事使用人」「家政婦」のことです。古くからあったメイドという職業が急増したのは19世紀末でした。メイドは150万人近くに増え、当時のイギリスで最も人口の多い職業グループとなりました。 理由は、工業化とともに成長してきた中流階級の生活水準が上昇したことです。ヴィクトリア時代