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塋人(eight)
2021年7月5日 02:22
母親のなさけの泥土に咲く菊は十日過ぎても枯れずじまいに↓述懐 三島由紀夫の戯曲の中でも「十日の菊」と「朱雀家の滅亡」はあまりにもやるせない。女の深情けが、人生至上の瞬間を汚したのが前者、汚し損なったのが後者、というのが私の捉え方です。 我が身を振り返ると、確かに母親のような情けでもって通してはならない筋を通したことがあります。性別で語るのは嫌がられるかもしれませんが、「女性的な」愛とい