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【Arentで働く人たち】「優秀」な人の共通点 Arentの組織の話|鴨林広軌

こんにちは、Arentです。
「Arentではどんな人たちが働いているの?」
特に当社へエントリーを検討されてる方々はこんな疑問をお持ちかもしれません。そこでそんな方々へArentで働いている人たちを知ってもらえたらいいなと思い、「#Arentで働く人たち」という連載を開始することにしました!

今回はその第一弾として、CEO鴨林にインタビューを実施しました。
Arentの設立から組織のこと、Arentの強みなどについてお話しいただいたので、ぜひご覧ください。


プロフィール

鴨林 広軌(かもばやし ひろき) 2015年7月参画
京都大学理学部数学科卒業
株式会社MU投資顧問、グリー株式会社を経て、2015年株式会社Arentの代表取締役社長に就任。

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ひとつの案件がきっかけで2社が合併し設立されたArent

私は京都大学を卒業後、2つの異なる事業会社で経験を積み、2015年にアストロテック社に参加しました。アストロテック社の事業はコンサルティングとシステム開発で、主にゲームやVR/AR関連のプロジェクトを手掛けていました。そんな中、千代田化工建設から全く異なる分野である「プラント設計の自動化」という依頼が舞い込んできました。

この依頼を受けた瞬間、「これはCFlatにぴったりの案件だ」と直感しました。CFlatは、大学時代の同級生である佐海(※現在のArent代表取締役副社長)が設立したシステム開発会社で、CAD技術に長けたメンバーが集まっており、佐海自身も自動車の非接触検査システムの開発など、多くの実績を持っていました。当時、佐海とは頻繁に連絡を取り合っていたため、迅速にプロジェクトチームを組成することができました。

プロジェクトが始動し、CFlatのメンバーと共に千代田化工建設とのディスカッションを重ねるうちに、ビジョンが徐々に明確になり、案件は順調に規模を拡大していきました。このプロジェクトでの意思決定の迅速さを大きな手応えと感じ、当時私が代表を務めていたアストロテックと佐海のCFlatの合併を決定しました。これがArentの始まりです。

Arent設立時のメンバーは、CADと数学の専門知識を持つCFlatのメンバーが中心でした。そこから、メンバーの以前の職場の同僚などに声をかけ、リファーラル採用を通じてチームを拡大していきました。

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採用手法を変えることで気づいた大切なこと

リファラル採用が順調に進み、わずかな期間で社員数が20名に達しました。しかし、リファーラル採用が一段落した後、新たなメンバーの獲得が難しくなりました。既存のチームが非常に優秀だったため、同等レベルの人材を見つけるのが一苦労でした。人材紹介やSNSを通じた採用活動を展開しましたが、適合する人材との出会いはなかなかありませんでした。また、Arentのビジネスモデルが理解しにくいため、その魅力を効果的に伝えるのも困難でした。

この経験を通じて、採用において私たちが重視すべき核心的な価値が明らかになりました。それは「アウトプット」の重要性です。Arentにおけるアウトプットとは、売上や目標達成率などの最終成果だけを指すのではなく、プロセスの報告やマイルストーンの達成など、ビジネスや事業を推進するための様々な成果を含みます。

私たちは共に働くメンバー全員に高いアウトプットの質と速度を求めてきましたが、求職者に対してもこの基準を重視することの重要性に気づきました。採用活動における方向性が明確になったことで、徐々に信頼できるメンバーが増えていきました。人事に強い新たなメンバーの加入もあり、そこから急速に組織が拡大し、現在は約40名の組織に成長しました。最近では、IT業界を代表する企業からもオファーを受けるほどの優秀な人材が加わりました。今後の挑戦は、Arentのユニークなビジネスモデルを求職者にとって魅力的に感じさせる方法を見つけ出すことです。

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アウトプットにこだわる姿勢と深い業界知識が武器になる

Arentでは、様々な背景を持つメンバーが活躍していますが、彼らには重要な共通点があります。それは、高い品質の「アウトプット」に注力し、同時に「インプット」にも貪欲であることです。

当社のメンバーは、細かな指示を必要とせず、自分たちで何を成し遂げるべきかを理解し、自律して動くことができます。これにより、年齢や入社年次に関係なく、お互いに任せられる信頼の組織文化が築かれています。例えば、金融系事業を手掛けるジョイントベンチャーVestOneの社長に29歳の山崎を任命しました。金融業界に関する知識はほとんどなく、プロジェクトマネージャーとしての経験もわずかでしたが、ミッションに対して柔軟に対応できる能力を高く評価し、適任と判断しました。

インプットの側面では、各メンバーが業界特有の深い知識を習得しています。Arentのビジネスモデルは、顧客との新規事業立ち上げを中心に据えているため、知識の質、スピード、量が非常に重要になります。入社時に業界知識が豊富なメンバーは少ないですが、アジャイルなアプローチと段階的なビジネス進行により、業界知識を徐々に深めていくことが可能です。書籍やセミナー、クライアントからの情報を体系化する文化があり、ニッチな知識も積極的に取り入れています。この結果、コンサルタントやプロジェクトマネージャーだけでなく、システムエンジニアやプログラマーなど実装フェーズを担う人々も深い業界知識を有しています。

このようにアウトプットとインプットを重視する優秀なメンバーの集まりが、Arentの業界でも珍しいビジネスモデルを支えています。今後は上場も視野に入れ、組織のさらなる拡大を計画しています。
新しいことにチャレンジしたいという方には、きっと良い刺激を受けられる場所だと思いますよ。

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最後に

Arentでは、今回のインタビューで語った価値観や想いに共感してくれる、優秀なメンバーを募集しています。
https://hrmos.co/pages/arentsaiyou


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