農家が玄米食を勧める理由
はじめに
みなさん、こんにちは!あれこれふぁーむです🌱
突然ですが皆さん、「白米の賞味期限」って、気にしたことはありますか?
ご自身でコイン精米機で精米したことはありますか…?
この記事では、米農家による「白米を美味しく食べるコツ」はもちろん、玄米が食べたくなる!そんな情報を掲載しておりますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです🌾
お米の旬はいつ?
これはいわゆる「新米」の時期です。つまり収穫後に脱穀・籾摺りされて、店頭に並ぶ9〜10月ごろ。
お米は年がら年中採れるものではなく、1年をかけて「○年度米」を収穫・出荷することを毎年繰り返しています。みなさんが今食べているお米は何年度米ですか…?
たまーーーに、安売りされているお米で古い年度のものが陳列されている場合がありますので、「安い理由」を気にしてみると、いろいろ見えてくると思います😌
お米の賞味期限って?
お米は、白米であれば「精米日」が記載されています。食品ロス削減の取り組みから、令和2年3月27日より、年月日に加えて「年月旬(上旬/中旬/下旬)」表示もできるようになりました。
基本的に「賞味期限」の記載はほとんどありませんが、お米をおいしく食べられる期限の目安として、春夏は精米後2週間から1か月ほど。冬は気持ち長く風味が持続しますが、やはり時間の経過と共に風味は落ちていきますので、食べ切れる量を少しずつ精米するのをおすすめします(周辺の精米所では10kg100円で精米できます)。
お米は玄米でお得に買うべし!
白米の場合、精米日から徐々に劣化が進みます…!
そのため、私たち「あれこれふぁーむ」では、すぐにお召し上がりにならない場合、玄米でのお買い求めを推奨しています🍚
また、お米は5kgや10kgずつ購入するよりも、1袋の30kgで購入した方がお得な場合がほとんどです。というのも、私たちあれこれふぁーむもそうですが、大半の農家が玄米30kg袋で在庫を管理しています。当然のごとく、「玄米30kg袋をそのままで頂戴!」というご注文が1番ロスが少なく、農家側として大変ありがたいのです😭
その分、お安くお渡しすることが可能になっています!
「自然乾燥米なのに、こんなに安くて良いの!?」と心配のお声もいただくのですが、今は皆さんに自然乾燥米の美味しさを知っていただきたい一心で、利益度外視で販売中です(笑)
ありがたいことに、私たちの令和4年度米は予定数完売済みです。ですが、より多くの方に味わっていただきたい想いで、追加で何点か出品中です。よろしければご覧ください✨
5kg、10kg商品もございます。その場合の手間賃・梱包資材代も加味して事前に値段を提示しておりますので、料金表内のご注文は全て御の字でございます🙏🏻
…PRを挟み、少し話が逸れましたが(笑)
私たちに限らず、白米での購入時には精米代なども加味して玄米よりも価格が上がるケースが多いです。そのため、鮮度的にも経済的にも、「玄米でお得に購入」する方が嬉しいこと尽くしなんですよ☺️
玄米食のススメ
▶︎白米より栄養価が高い玄米食
食物繊維・ビタミンB1・マグネシウム・rオリザノールが豊富な玄米。主な働きをご紹介します🍙
「食物繊維」は白米のなんと6倍(zenb.jp調べ)!腹持ち良く、少量で満足度バツグン。
糖質代謝をサポートする「ビタミンB1」も豊富なため、効率よく炭水化物などの糖質をエネルギーに変換します!
心身ともに健康には欠かせない「マグネシウム」。〝天然の精神安定剤〟で体温血圧維持から集中力UPも期待大◎
食べ過ぎを抑える「γオリザノール」。糖尿病やメタボ改善にも。
▶︎見つけたらラッキー!青米
玄米=茶色のイメージが強いですが、中には「緑」に近い「青米」が含まれている場合も。
そんな青米入りの新鮮な玄米を手に入れた方はラッキー!なぜなら、玄米の中でも特別に栄養価が高いからです。
青米は「生き米」「活き米」とも呼ばれるほど。通常の玄米よりも甘みが強く、栄養と香りの面でも評価されています。主な成分と働きは以下の通りです。
GABA(リラックス成分)
食物繊維(満腹感・便秘解消)
タンパク質(身体をつくる)
脂質(植物由来で良質)
ビタミンB1(糖質代謝)
ビタミンB2(発育促進)
ビタミンE(老化防止)
▶︎玄米食チャレンジは2:1割合で!
玄米が苦手な方や初めて挑戦する方は、白米:玄米の割合を2:1で炊飯するのがおすすめです🌱正しい浸水時間を守り、ふっくら美味しく炊き上げてみてください✨
私たちの自然乾燥米の玄米は、通常の玄米よりも水分量がわずかに多くなるよう調整しており、その分パサつきも抑えられています!玄米食ユーザーから人気のお米ですよ🌾
品種による違いもあるため、お米のブランドで食べ比べてみるのもおすすめです◎
▶︎食べ方・正しく食べないとキケン⚠️
玄米にはもともと「アブシジン酸」という毒性物質が含まれています。通常、精米と同時に取り除かれますが、玄米の場合はしっかり浸水させることで無毒にすることができます。
手順
ザルで5.6回、玄米をとぐ
たっぷりの水で浸水させる。夏場は水が痛まないよう冷蔵庫で浸水させるか、途中で水を取り替えると良い
水をきって、内釜に入れたら、新しい水を入れて炊く
まとめ
以上、農家によるお米の鮮度のお話と販売における裏話(?)&玄米の魅力のご紹介でした🌱
玄米30kg1袋は、成人男性が1人立てるくらいの少しの床面積があれば立てて収納できると思いますので、経済的で健康的な食事のお供には玄米チャレンジがおすすめですよ☺️
おまけ🎁
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!はっぴーが撮影した、冬の白石城の写真をプレゼント🎁!
スマホの壁紙など、個人利用の範囲でご自由にお使いください☺️
また次の記事でお会いしましょう🌱
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