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企画は特別なことなのか?

企画はプランナーのもの?

私は本業ではプランナーという肩書です。プランナーと言いつつ、webディレクターだったり、ライターだったり、時にはイラスト描いたり、結構営業的なことをしたり…要は何でも屋です。
まぁそれは色んなことができるようになりたいと思って、あれこれやってきた結果ですし、色々やっていることが企画する時に役立ったりしているので良いのですが、「プランナーじゃない自分は企画を考えなくてもよい(なんなら企画なんてできない)」と思っている人が結構いるのが、もったいないし、そんなことないのにな~と思います。
なので、「誰でも企画はできるし、やるべき!」ということを今回は言います!

企画するために必要なもの

1.その対象に対する興味関心を持つこと
2. 問題意識
3. 対象やその周辺のものごと(競合等)に対する情報収集
って感じでしょうか。
もちろんもっとありますが、難しく考えずにまずやってみるのが良いと思います。

1.その対象に対する興味関心を持つこと
これが無いとなかなか(2)(3)がはかどらないと思うので、
まずは興味関心を持つことがとても重要だと思っています。
割り切れる人もいるかもしれませんが、私は全く興味関心のなかったものでもどこかに面白さを感じられるようにマインドをもっていきます。
私は化粧品への興味が平均以下なのですが、仕事上必要になった際は「これはこういうメカニズムなのでこの部分のお手入れをさぼってもダメージは少ないな」といういかに自分が楽をするかという方向で学びました。
”仕事だから”だけではなかなかモチベーションを維持するのが難しいと思うので、”自分のために”という視点も大事だと思います。
(一応化粧品検定1級とコスメコンシェルジュの資格を持っていましたよ。)

2. 問題意識
「必要は発明の母」と言いますが、満足しているものごとに対しては企画しにくいです。やっぱり「もっと便利に」「もっと安く」「もっと楽しく」等と思うからこそ、対象に対しての改善案や企画が浮かびます。

3. 対象やその周辺のものごと(競合等)に対する情報収集
企画とは言っても”思いつき”では、大した企画は思い浮かびませんし浅いです。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」です。
まずはその対象のことを調べ、市場や競合のことを調べていきます。
興味と問題意識に沿って、まずはたくさん情報収集します。
最近だとクチコミ情報やSNSでの情報収集も必要です。
情報収集の仕方は色々ありますが、それはまた今度。

とりあえず紙に書いてみる

古臭いやり方かもしれませんが、企画をする時は
パソコンやスマホでまとめる前に、
まずはその対象について思うこと、情報収集して気になったこと、
企画しながら思いついたことを単語だけでもよいので、
書き出してみることをおすすめします。
もうほんと汚くてよいので、思いつくままに書いていきます。
ある程度書いたら一日寝かせます。
そして改めてその紙を見て、類似ワードを囲ったり、不要なものに線を引いたりして(消さない)、内容を見直します。
そうすると重要なことや、これとこれを組み合わせたら面白いなど
色んなアイディアが思い浮かんできやすくなります。
これは大きめの紙に書きだすのが良いです。
パソコンでもできないことはないですが、圧倒的に紙の方が頭の整理がしやすいですし、アイディアが出やすいです。
紙に書くという行為自体が脳への刺激になっているみたいですね。
私はまずは紙に書いた上で、パソコンで提案資料を作っています。

企画を続けていると、色んなアイディアが浮かんでくるようになります。
時間を掛ければ良いというものではないです。
情報収集は時間をかけた分、多くの情報を集めることができますが、
残念ながら企画は”企画するぜ~”と気合が入っている時ではなく、
もう今日は無理と思って、帰り道の途中とか、お風呂入っている時(多い)とかにふっと思いつくことが多いです。

そしてこういう企画すること・考えることを積み重ねることで、
自然と色んなものごとへの興味関心が沸き、
疑問点や改善点が浮かんできやすくなってきます。
こういう考える癖をつけることは
どんな仕事にも役立つと私は思っています。

なので!
企画職以外の人もぜひ普段から企画癖をつけていっていただけたらと思います。

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