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エリアリノベーションに向けた豊島区4公園再生の現在

まちづくり界隈の方々にとって東京・豊島区池袋といえば公園活用における公民連携事業のケースとして南池袋公園が有名ですよね。2016年にリニューアルオープンし、憩いの芝生広場と居心地の良いカフェが併設した空間は、かつてホームレスの利用が多く悪印象さえあったエリアのイメージを一新させました。今では子育て世代を中心に利用が拡がり、子どもたちが公園内の遊具や芝生で遊ぶ姿が印象的です。

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こうした景色が日常的なものへと変わっていってる背景には、我々が都市経営プロフェショナルスクール公園専門課程で講師を務めてくださっている青木さん、馬場さん、飯石さんらをはじめとした株式会社nestの皆さん、地元エリアマネジメント協議会の関係者の皆さん等、地元アクターたちによる並々ならぬ日夜のご努力がもちろんあるわけですが。

今では南池袋公園の向かいにあるマンション1階に「ブルーボトルコーヒー」が出店してくるまでになっており、公園再生がエリアの評価へ良い波及効果を生み出してることが伺い知れます。

・ブルーボトルコーヒー、東京・池袋に新たなカフェを出店 - 南池袋公園に隣接

https://www.fashion-press.net/news/47051

「2020年東京オリンピックに向けて大規模な再開発を行っている池袋。連日多くの人で賑わう日本有数のターミナル駅であり、カルチャー都市としても成長を続けるこの街に新たにオープンする「ブルーボトルコーヒー 池袋カフェ」は、国内では初の公園に面した店舗。(中略)カフェ前に設置されたコルクベンチで四季折々の表情をみせる南池袋公園を眺めながら、あるいは芝生が広がる公園で寝転びながら、自慢のコーヒーやペイストリーと共に緩やかなカフェタイムを過ごしてみてはいかがだろう。」(上記記事より引用)

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