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ヘッドホンでのモニタリング時の最適な音量

ヘッドホンでのモニタリング時の最適な音量について自分なりに到達した答えとその実践法を記載していくわけですが、
現在自分の周りの環境やら手法を抜本的に見直す作業を進めておりその一環となります。
スピーカーに関しては口述で。

一時期アフィカスブログをやっていましたが広告やらサーバーやらドメインやらの管理とアフィカス特有の構文を作るのが面倒になって筆が進まなくなり自然消滅しました。
コンテンツの生成と配信自体は好きなので今後はこちらに展開して行きたいなと思い気が向いた結果です。
今後も備忘録感覚で執筆する予定ですがチラシの裏レベルのものだと認識してもらえると幸いです。要は鵜呑みにするなと。


最適な音量を求める理由

まずこの考えに至った経緯としては至極単純で、
「音小さいと低音聴こえないけど大きいと全体のバランスよく分からなくなるよな、あと耳にも悪いし大きい音ってなんか良く聴こえて錯覚するから低音がモニタリングしやすい適切な音量を求めるべきでは」といった具合です。

今までも音量ツマミを固定するなど一定の基準を設けたり一番危険なのは大音量による錯覚だなと思いながらやってきたわけですが、
環境を見直そうと思い論理的に考えてみる事にしました。

等ラウドネス曲線

Wikipediaから引用

結論低音が聞き取りにくいのはこれです。
ついでに高音もちょっと聞き取りにくいっぽいです。
見た通りdBが上がるにつれて曲線も穏やかになっています。
曲線を見る限りでは100dBかそれ以上にすればコスパ最強じゃんって思いますがこれは電車の通るガード下と同じレベルの騒音らしいです。
いや想像できん、でもググってもこんな例えしかなかったので多分小箱のクラブで鳴ってるスピーカーくらいなんじゃないかなと思う事にしてます。
そんなわけで80dBラインが一番現実的な音量じゃないかなと思いここを基準に進める事にしました。
ただ80dBは別に安全な音量というわけではなくあくまでもギリギリ大丈夫かなくらいの認識で、
1日8時間以上聴くとやはり難聴リスクは高いらしいです。

最適な音量の求め方

80dBを求めるのはわかった。
ただヘッドホンから出ている音の測定が非常に面倒だ。
80dBってどれくらいだよ、鉄道の線路脇?100dBの時といいなんで電車でしか例えられないんだ?
なんなら実家が線路脇だったからそういう騒音は気にならない体質よ。
話を戻すが要するに80dBのイメージが掴めないのである。
ヘッドホンの間に測定器を置けばいいじゃんと思うかもしれないがこれは正確では無い。
頭に装着して耳との距離まで考えなければならない。あとヘッドホンごとのインピーダンス。
そもそも測定器なんて持ってないので外部からの測定は現実的ではないと思った。

計測手段

外部からの計測が難しければ内部で計測出来ないものかと考えていた矢先にiPhoneのある機能が目に入った。

アクセシビリティ-聴覚-

聴覚の項目には複数の用途があるけど今回は割愛します。
使い方は簡単、コントロールセンターに耳のアイコンのやつを入れるだけ。iOSどのバージョンから使えるのかも知らんけど多分みんな使えるんじゃないかな、使えなかったらごめんな。
あと互換性のあるオーディオ機器でって書いてるのでもしかするとapple関連の機器しか使えないかも。
自分は先日プライムデーで購入したBeats Studio Buds+を愛用しています。
今見たらセールになってて約5000円引きでしたプライムデーの時とそんな変わらん。

コントロールセンターから

音楽を流しながら起動するとこんな感じで現在の設定音量がどれくらいなのかを教えてくれる。
EDMやTechnoだとだいたいMAX-5くらいの音量で80dBで到達するけどHardcoreは音圧の影響なのか-6くらいしないと80dBにはおさまらなかった。
そこから考えるに単純にピークでとっているわけでもなさそう。
ちなみに普段イヤホンで音楽を聴くときは-3、誰もいない空間だとMAXなんですが-3で90、MAX時は100dB超えなのでこれはこれで改めようと思った。

さて目的は「80dBっていったいどれくらいの音量なのさ」というのを求めることだったのでこれで欲しい情報は揃った。
とても原始的な手段だがこの音量感を暗記してヘッドホンでのリスニング時の音量を調整します。
なんでかって、数値で求めると計算が面倒だからです。

まとめ

80dBの音量感を暗記してモニタリングに生かすというお話でした。
今回の件で普段の音楽鑑賞も見直さなければならなくなったので、
どうせなら同じ環境を維持して耳を慣らしてしまおうと思い80dBを維持していこうかなと思いました。聴覚保護もこれでGood。
他人には全く参考にならないやり方ですがそんなに難しくなく他の手段でも代替で出来るのでお勧めです。
というか音量感を暗記したほうがどんな環境でも同じパフォーマンスを発揮出来るんじゃないですかね。

後述すると言っていたスピーカーに関してなんですが、
部屋鳴りの影響が強いので考えるときりがないし賃貸だとほぼ難しい問題なので諦めてます。 普通の家の人は諦めることをお勧めします。

ちょっと古い画像ですがこんな感じ
スピーカーはADAM A5X

一応自分の作業部屋は吸音材はったり物を多く置いたりしていますがそれでもしっくりこないしある一定以上の音量になると壁から「ジーン、ジーン」ってもろに振動してる音もするので補正ソフトも役に立ちません。
スピーカーはダイナミクス確認だと割り切ってどこでどう使っても同じ音が出せるヘッドホンにリソース全振りしたほうが多分コスパいいです。

最後に

耳は消耗品です。専門学校時代の講師がそんな事言ってた気がします。


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