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【仕事】真面目な人が陥る勘違い①

はじめに

 仕事をする上で「効率」や「質」を上げるのは大切なことですが、うまく立ち回らないと、周りの大人に利用されるだけになってしまい、気づけば自分だけ毎月の残業が100時間を越えていた、といった事になりかねません。

 では、なぜそのような状況になってしまうのでしょうか?周りの人たちが悪いのでしょうか・・・?いえ、それは自分の行動が原因だったのです。

 よーく振り返ってみてください。まわりから「都合のいい人」にされていませんか?

 与えられた仕事をただ漫然とこなしていると、私の様にただ「都合のいい人」になりかねません。要領よく仕事をこなすほど、仕事量が増えていく日本の社会。ここでは、真面目な人が陥りがちな勘違いについて、私の過去の経験をもとに振り返ってみます。同じような悩みを抱えている方には参考に、それ以外の方には「馬鹿だなぁ」と思っていただければ、幸いです。

よろしければ、こちらもご参考までに。

1.より早く仕事を仕上げるべき、という勘違い

 仕事には必ず納期があります。真面目で優しい人ほど納期を順守し、なるべくならば前倒しで完了させてあげようと、考えてあげるかもしれません。それ自体は悪いことではありませんが、仕事をする以上は「お金、経験、信頼」など、それに対する対価を得る必要があります。はっきり言いますが

 ・仕事は「ボランティア」ではありません。

 「前回は無理を聞いてくれたし、今回も・・」
 「前回はここまでいけたから、今回はもう少し・・」

 全員ではありませんが、このような顧客や同僚は必ずいることを認識してください。過ぎた優しさはいずれ、あなたを苦しめることになります。あなたが、日頃お世話になっている人に恩返しするのであれば良いですが、そうでなければ全くの無駄です。

2.時間とは「命」である

 あなたが80年生きるとして、1か月かけて仕事をするということは「命」の0.1%を捧げているのと同じです。

 仕事をこなす上で、希望納期までに70~80%の完成度で終わっていれば充分です。0%→80%までと、80%→90%までは同じ労力と時間がかかるものだと、どこかの偉い人が言ってました。そして、90%~100%については、趣味の世界で終わりがありません。

  実際に気お付けるべきポイントを、以下に記載します。

①早く仕上げた分の余裕は、自分のために使う

 早く終わったとしても、黙っていてください。いつも早く仕上げていると「こいつは仕事が早いからもっとお願いしても大丈夫だな」と思われてしまいます。
   頑張って節約した貴重な時間は、新しい仕事の準備や、将来のための自己学習をしたり、休暇を取ってリフレッシュするのも良いです。自分のやりたいことのために使いましょう。そして、納期が来たら堂々と提出すればよいのです。

②無茶な納期は、きちんと交渉する

 時に、どう頑張ったとしても間に合わない納期を突き付けられることがあります。納期短縮の交渉に駆けずり回り、サービス残業してなんとか間に合わせたとしても、1文の得にもなりません。むしろ、それが当たり前となることで無限に残業をし続けることになります。

 無理なものは、ハッキリ無理だと伝えるのが、本当に責任ある仕事です。仮に、無茶な納期を飲む場合も、相手にきちんと理解してもらったうえで、あくまで「特例」で対応するようにしてください。

 あなたの時間は、あなたの人生を切り取った「命」です。勘違いしないでいただきたいのは、決して「無料」の資源ではないのです。他人の顔を立てるために自分の命を差し出すようなことは、決してしないでください。

最後に

 今回は、「真面目な人が陥る勘違い」についてまとめてみましたが、私が自分の考え方を見直すきっかけになった書籍をご紹介します。
   当時は発売したばかりだったのですが、今ではすっかりベストセラーになっていますね。それだけ同じ悩みを持つ人が多いのだと思います。

 いまいち自信がもてなかったり、周りの顔色をうかがってしまうことに悩んだり、苦しんでいる方がいれば、騙されたと思ってご一読ください。

 Kindleアプリがあれば、スマホでも無料サンプルが読めますので、お試しください。

 あなたの人生は、あなたのものです。

それでは!
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