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宅建士試験合格のために使用したテキスト②【宅建士合格への道のり04〜4回目の挑戦で気づいたこと〜】

私が資格試験のテキストを選ぶ時のポイント

宅建士の試験に限らず、資格試験のテキストを選ぶ際のポイントを挙げてみました。その上で、今年度の合格の際に使用した参考書をご紹介します。

参考書と問題集は同じシリーズで統一

使用する参考書と問題集はできる限り同じシリーズにしています。学習の初めは、テキストを一単元分を読んでインプットし、問題集の該当する単元を解いてアウトプットするというのが一般的な流れかと思います。実際に問題演習を始めると、問題集で不明な点をテキストに戻って確認する際には、同じシリーズの問題集と参考書なら対応しているページが書いてあることがほとんどなので検索時間を短縮できます。また、問題集の解答や解答についている図表などの表現が参考書に合わせてあるので、参考書を読んだ時と同じ感覚で読み込むことができますし、同じ内容を参考書と問題集の二方向から読むことになるので、記憶の定着には有効です。

とにかくわかりやすく、情報が整理された参考書

理想の参考書は、薄くてわかりやすくまとまっているものです。細かい情報まで載っていて、解説も細かい参考書や問題集も良いのですが、問題を解く際のポイントなどが簡潔に書かれている方が、問題集を何度も解く際には有効だと思っています。解説が豊富すぎると問題を解き始めた時は、論点がぼやけてしまい、逆に混乱してしまう場合があります。次の項目でも挙げていますが、自分にとって不足する点は書き込むことで対応できます。理想は薄い参考書なのですが、多少分厚くても分冊できればいいとも思っています。個人的に見た目はかなり重視していて分厚い参考書は持っている、机に置いてるのは勉強している感じが出るので、かっこいい気もするのですが(小学生のような感想ですみません)、あまりにも分厚かったり、文字が多すぎると気持ちがやる気を削がれてしまうことがあります。疲れている時などは、重い参考書を手に取るだけでテンションが下がってしまうこともありました。

問題集の解説部分にある程度の余白があること

参考書、問題集に関わらず書き込みができるスペースがあることは理想です。ある程度余白が存在すると自分なりの知識や暗記の語呂など後から情報を書き込むことができ、自分なりの問題集や参考書としてバージョンアップできます。今後、模試で得た情報や自分が苦手な単元などは書き込みや目印をつけることで自分だけのオリジナル参考書、問題集を作ることができます。

ここで書き込みの話が出てきたので、少し話がそれますが、テキストに書き込みをするべきか否かという話をしておきたいと思います。テキストを使用する目的は試験の合格を掴み取る為ですので、合格できればどちらでも良いというのが本音ですが、綺麗に使えば、売ることができるなど使用後の価値を考えて書き込みを避けているなら、それは反対です。前の記事でも書きましたが、毎年改訂版が出る参考書などは価値が下がっていきますし、それほど値段は付かないのかなと思います。また、書き込みをしない方が、読んだ時に常に新鮮な気持ちで臨むことができるのは良いことですが、自分の苦手な単元や、よく間違える問題には印をつけたりして復習の目印にすることが良いのかと思います。個人的には、参考書はそれほど書き込みや線引きはせずに、問題集に書き込みをして情報を集約していくことが良いのかと思います。情報の集約化は、今でも苦手なのでもっと良い方法がないものかと模索している最中でもありますので、有益な情報がありましたら、共有したいと思います。

実際に選んだ参考書と問題集

さて、本題となります。私が使用したのは2021年版ですが、最新の2022年版が発刊されておりますので、受験生の方はご購入の際は、間違えないようにご注意ください。
参考書と問題集に関しては、下記の2冊を使用しました。予想問題集も1冊使用していますが、それに関しては後日まとめたいと思います。1回目から3回目の受験の際は、別の参考書を使っていたのですが、今年はこちらの参考書と問題集に変更しました。同じ会社の同じシリーズのものを継続して使用した方がレイアウトなども含めて記憶に残っているので良いのかなとも思いましたが、とにかく初学者にも対応したわかりやすさと重要なポイントに絞った簡潔なテキストを探していたので、この2冊にしました。やっと自分に合った参考書と問題集を見つけられたのかなという感覚になりました。ちなみに、既習であったので、参考書を一読して問題集を中心に演習を重ねていくという極々王道な学習方法をとっていました。学習方法に関しては、簡単に言えば、各問題を一問一答をする感覚で、選択肢ごとに理由付けをしながら解いていました。分冊できるので、分野にもよりますが、最低でも12周は解いています。学習方法に関しては、詳しくは別の記事にしますので、よろしければお待ちください。

参考書や問題集のレビューを書くとその本に誘導している気がしてしまってあまり気乗りはしないのですが、あくまで個人的な意見でこの記事を書いております。むしろ1回目から3回目までの学習の下地を作ってくれた参考書と問題集にも感謝していますが、それらについては自分のせいでマイナスイメージを与えてしまいそうなので、今回は記載は省かせていただきました。前編としてテキストを選ぶ注意点などについても下記の記事にしていますので、よろしければお読みください。


ここまでお読み頂きましてありがとうございました。その他の記事や今後も試験の体験談などを発信していきたいと思います。試験合格に向けて少しでも参考になれば幸いです。

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