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宅建士試験合格には、宅建業法の攻略が最も重要だと考える理由②成績表を添えて【宅建士合格への道のり02〜4回目の挑戦で気づいたこと〜】

前回の記事では配点や難易度など一般的な視点から見た宅建業法の重要性について記載しました。今回は、自分の4回の挑戦について点数推移も見ながら宅建業法の重要性について考えていきたいと思います。

個人成績の視点から見た重要度

恥を偲んで、4年間の成績推移を表にしてみました。合格点との差が年を重ねるごとに大きくなり、どんどん成績が落ちていっているのが一番下の差異の項目からお分かりいただけるかと思います。そもそも宅建士試験は合格点が最初から設定されている絶対評価の試験ではなく、合格率を基準とした相対評価の試験です。なので、問題の難易度や受験生のレベルによって合格点は毎年変化します。合格までの距離は、自分の点数だけで判断できるものではないのですが、合格点との差に着目することで傾向が見えてきます。今回は宅建業法の重要性に着目していますので、宅建業法の点数のみを振り返ってみると、14点が3回とも続いています。一般的に、宅建業法では、8〜9割の点数(16〜18点)が必要と言われている中で7割で毎回止まってしまっていたことになります。

宅建士試験4年分の成績表

もし宅建業法が目標点に届いていたら

さて、仮定の話になってしまいますが、もし宅建業法の点数が今年並みに取れていたら、1回目(H30)ですでに合格できていたはずです。1回目(H30)の得点不足の原因は他にもあるので、それに関して振り返る記事は作成しようと思いますが、いずれにしても宅建業法を極められていればここまで長引くことはなかったかもしれません。1回目(H30)に関しては宅建業法を8割(16点)に乗せられていれば、2回目(R1)、3回目(R2)に関しても今年並みの点数が取れていればクリアできていたと考えると遠回りしたなという感覚です。もちろん他の科目に時間を割いた結果として他の科目で点数が取れているというのも事実だとは思いますが、費用対効果を考えると宅建業法を極めるためにもう少し時間を割いてもよかったことは間違いありません。具体的な勉強法については別の記事にまとめたいと思います。

今年の受験において

正直、今年の受験が終わった瞬間は、全体を通して全く手応えがなく迷った問題と間違えた問題のことが頭から離れませんでした。それは宅建業法にも言えることで、最後の最後まで迷った問題が結果として不正解でした。この問題は本来、落としてはいけない問題だったので、かなり落ち込みました。それでも結果として19点も取れていたことにかなり驚きでしたが、失敗した3年間を振り返って宅建業法を得点源とする勉強法に切り替えた事は正解だったと安心できました。

最後に

ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
試験に関して少しでも参考になれば幸いです。
毎回、書きながら、書いてみたい内容が増えていくのでまとまりがない文章になってしまっているのが悔やまれます。今後も合格への道ということで勉強法や考え方、試験当日の話なども交えて記事にさせていただきますので、よろしくお願いします。

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