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【ネタバレ有り】ジュエリー・ハーツ・アカデミア 感想

こんにちは。
きゃべつそふとさんの「ジュエリー・ハーツ・アカデミア」をプレイしたので、感想を残します。
例によってネタバレがあるので未プレイの方はご覧にならないほうがよろしいかと思います。



作品を知ったきっかけ

きゃべつそふとさんといえば(個人的に)「アメイジング・グレイス」です。こちらは2年近く前にプレイ済みです。
シナリオゲー好きなら絶対やるべき!という話を聞きプレイした結果
大満足の作品でした。伏線回収が非常に気持ち良いのがシナリオライター、冬茜トムさんの特徴だと思っています。
さて今作も彼がシナリオを担当しているということで、前から気にはなっていましたがようやくプレイできる機会を得たので。


作品のテーマについて

 この作品のテーマはずばり「差別」「過去と現在の遺恨」かなと考えています。
序盤こそ謎ばかりでよくわからない、というのが正直な感想です。
ヴェオやマークスは特にですが、仲良くなる未来なんて見えないなぁ…と思っていました。
ですが何度かの敵襲や身内の不幸など、起こるあらゆることがペガサス組の絆を強くしていったように思います。
アリアンナの性格はかなり終盤まで完全に受け入れられることはなかったかもしれないですが、その分終盤の展開がアツくなりますよね。

 リアルな世界情勢の中でこの作品のテーマをそのまま適用できるとは思いませんが、通じるものはあるかもしれないなとも思いました。
あまり頭が良くないのでこれ以上言及はできませんが…

一番印象的なシーン

 迷いますね…2つ出します。
1つは終盤、士気が最高潮に高まったネスター軍曹の号令シーン。
SSを撮っていないのでセリフは忘れましたが、感情を強く感じる雄叫びだったので心が動かされましたね。
2つ目はマークスとヴェオの喧嘩(?)。
妹を失ったマークスは悲しみのあまり、当日妹の警護を任せたヴェオに矛先が向いていました。マークスも恐らくヴェオのせいではないことはわかっていたのかもしれないですが、やり場のない感情をぶつけるしかなかったんでしょう。入学当初では考えられないほど、特定の誰かに対して思いを持つようになっていたヴェオはマークスの妹の死に対して平常ではいられませんでしたね。
二人が闘うのは必然だったのでしょう。あの戦いを経て更なる成長を遂げた二人がとてもカッコよかったです。

まとめ

 まずシナリオですが、90点以上は確実なくらい面白かったです!
特に伏線回収ですね。何点か「こういう真相では?」と予想していたことがありましたが、全て外れました。いやすごいですね…
例えばマスターの顔を見て、身の回りの誰かの可能性があるな…と思っていましたが、まさかあの顔はフェイクだったとは思いませんでした。
またこれは明らかなミスリードだと思いますが、セシリアとχ(カイ)が現在進行系でアトラスの地下で監禁されていて、最後の局面で地上に出てきて何かしらの出番があるのだろう…と思っていました。が、まさか現在のことですらないとは…。
アメイジング・グレイスが一点集中型であり瞬間最大風速型であるとすると
本作は強めの突風が何度も吹いてきたような印象です。
 あと、辛い展開が何度も来て辛かったです。「やったか!?」のフラグ率は有名ですが、まさにそんな感じ。あぁ…辛い…良い展開になってくれ…でもこういうつらい展開がないと最後のカタルシスが……と悶々としていましたw
 キャラクターについて。
一番推したいと思ったのはベルカです。
ベルカにスポットライトが当たったエピソードはかなり最初の方でした。
過去に生きた師匠(?)を胸に抱き、日々修行に励み確実に強くなっていく。そんな意志の固さに惹かれましたね…。終盤でめちゃめちゃカッコよくて大満足です。
 Hシーンについて…
すみません、本編が最高すぎてHシーンの印象があんまりありませんw
逆に考えるとコンシューマーで布教しやすいということ。

以上メモ書き程度でしたが、あまりにも楽しめたので
熱いうちに書き残しておきました。
たぶん後で「あつこれも書いとけばよかった!」ってのが何個も出てきそうです。
きゃべつそふとのイベント行きたいです。

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