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リーダーを目指す社会人1年目の方へおすすめの一冊『リーダーを目醒めさせるKILLER QUESTION 女性トップビジネスコーチが斬り込む「39の質問」』

本日は、コーチングの視点から書かれているリーダー論、『リーダーを目醒めさせるKILLER QUESTION 女性トップビジネスコーチが斬り込む「39の質問」』をご紹介したい。

〈あなたの「答え」はどれも本当で、すべて嘘。〉というドキッとするメッセージで始まるこの本は、予約時から、Amazonのリーダーシップ部門で第1位を獲得し、発売後、約1ヵ月で重版が決まった人気の一冊である。

著者である林友香氏は、経済産業省にもコーチング研修を提供するトラストコーチングスクール(TCS)に所属するプロコーチ。合格率6%の最難関資格であるTCS認定プロフェッショナルコーチの試験の第一号合格者でもある。そんな女性コーチがリーダー論を語った本としても大変興味深い。

タイトルを見ると、リーダー向けの本と受け取るかもしれないが、実は、仕事を通して成長し人生を充実させるという観点で、新社会人の皆様にもぜひ読んでみていただきたい。39のポイントの中から、特におすすめの項目を3つ取り上げてみたい。

1つ目は、【まず「社長」を応援しろ】というフレーズだ。「内定はもらうもの」と考えがちだが、日本全国で250万社以上あるといわれている会社の中から、今の勤務先を選んだのはあなた自身である。その会社の社長を応援することが、自分の成長につながるとしたら、あなたにできることは何だろうか?と考えてみるのはおもしろい。

2つ目は、【すべては「タイミング」】というトピックだ。そんなの分かっているよ、相手の状況まで配慮するなんて面倒だ、と思ってしまう人もいるかもしれない。ただ、このタイミングを工夫するだけで、伝わり方も変わり、違うコミュニケーションになることは日常茶飯事だ。そして物事を伝えるベストなタイミングは、長年の経験を必要とせず、いかに相手の立場を考えられるか、想像力の豊かさがあれば実践できる。新社会人の皆様も、伝えるタイミングをぜひ意識してみていただきたい。

そして3つ目に挙げたいのは、ラスト39番目の習慣【幸せになる方法】だ。この本で紹介されている幸せになる方法とは、とてもシンプルである。プライベートだけではなく、仕事にも「感情」が必要だという視点は印象深い。

タイトルの39という数字には、2つの意味があるそうだ。出版時の著者の年齢と、「サンキュー」と読者に感謝の気持ちを伝えたい思いがこめられているとのことである。

会社という組織の中でより成長し、充実した毎日を過ごしたいと思っている皆様へ、数年後にリーダーとして活躍する自分を思い浮かべながら読んでみてほしい。

39のヒントを少しずつ実践していくことで、気がついたらコミュニケーション能力の高い、優秀なリーダーになっていることを約束する。

本の詳細はこちら▼▼

(*この記事は、「宣伝会議 編集・ライター養成講座」の課題で提出したものを掲載しています。)

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