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柔らかな北側採光を取り込む

西和人/Archlife



砺波の家7/
建物を計画する際、日光をどのように建物内に取り入れるかを常に意識して計画しています。

採光計画の基本は、日当たりの良い南面に開口部を集めることですが、それが叶わない場合も良くあります。

その際有効な考え方の一つに北側採光が挙げられます。

太陽の光は、太陽からの直接の日射量の直達光と、雲やちりなどに反射されて地上に到達する散乱光に分ける事が出来ます。
晴れた日に日陰に入っても十分に明るいのは散乱光のお蔭です。
北側採光ではこの散乱光を積極的に受け入れられるよう計画を行うのです。

砺波の家では庭に面した開口部を北面に設けています。

日中は、開口部前に設けたコンクリートの塀や樹木に光が当たり、常に穏やかな光となって室内に届けられます。
直射光を塀で反射させ、散乱光(柔らかな光)に変え享受するのです。

また、直射光を庭に落とす計画としているので、結果的に季節を通して明るい、最良の状態の庭を眺められる住宅を計画することができました。


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