土間通路のある平家
富山県砺波市に計画した住宅です。
典型的な日本海側の気候であり、冬には積雪も多く、1年を通し曇天の空が多く広がります。
そのような環境の中、穏やかな生活を包み込むような、ゆったりとした大屋根を持つ平家の住宅を考えました。
大きな屋根の下、四季の移ろいを十分に感じられるよう良好な環境が広がる公園側に開口を集めると同時に、東西に伸びる長い土間通路をそこに設けています。
東西面の道路からの便利なアクセス動線となるこの土間通路は、縁側のような外部環境と生活との干渉地点として働くだけでなく、新たな生活における人々の交流の場としても機能していきます。
日々の環境の移ろいの中、大きな軒下で人と人もまたゆったりと繋がり合っていくような、時間軸の長い建築を目指し計画を行なっていきました。
是非ご視聴ください。
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