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人と環境の流れを同時にデザインする

砺波の家6/
家に居ながらも柔らかな光と吹き抜ける爽やかな風を感じられること、そうした環境は住まう人の心を豊かにし、より快適な生活環境をもたらします。
そういった意味でも、開口部の位置や形状、大きさ、そのディテールはとても重要になってきます。

単に南面だからといって大きな開口部をとってもプライバシーが保たれずにカーテンで閉ざされてしまっては意味がありませんし、景色が綺麗でも騒音に悩まされる環境だと快適であるとは言えません。

例えば景色と音環境が釣り合わないのであれば、思い切って大きなFIX窓とし、換気用の小さな小窓を取るという方法も考えられます。

必要最低限で、最大の効果をもたらす開口部とその工夫を考えていきましょう。

人のアクティビティーと環境の流れを合致させ、出来る限りシンプルに解いていくことで、想像しているよりも大きな効果を持って、豊かな生活環境は形成されていきます。

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