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自宅リノベ全記録_施主サイド(3)打ち合わせ②、③基本計画完了

自宅リノベーション全記録〜施主サイド〜の3回目になります。
2回目では要望を聞いたところまででした、その要望を受けてどう進めていったかを説明したいと思います。前回は下記になります。

1. 打ち合わせ②2020年1月25日

要望を受けて、まずその要望がこの改修で実現可能かどうかも含めてパターンを作成しました。大きさ的には納まりそうなので、少し寸法がずれても納まる余地を残しつつ、ざっくりとゾーニングを作成して、打ち合わせ②を行いました。共用部分である、LDK部分をどの向きにつくるかというところで3パターンを作成し、その中で、部屋の外周をぐるっと回れるものを検討しています。動線的な違いが出てきます。模型もすごく簡単に作成し、合わせて確認します。ちなみに僕としてはAが良いと思っていて、それも伝えますが、その選択は基本的には委ねます。

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それぞれ説明しますと、

A. 南西側を大きく空ける
・玄関部分を大きくとれるので、土間にしてテラスとつなげたり、 将来の拡張スペースとしても使いやすい 。家内事務所としても使いやすい 。

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B. 北西側を大きく空ける(L字型)
・L字型で大きく取ることでキッチンに近いダイニングと奥のリビングスペースがなんとなく分けられるが 、 少し細長くなってしまう 。
・寝室が目隠しになり、玄関入ってすぐダイニングを見渡せない 。

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C. 南東側を大きく空ける(L字型)
・広いスペース取ることはでき、土間や拡張スペースとしても使える。
・寝室が角部屋で条件が良すぎる 。
・水周りに開口部分とかぶるので開口部が有効的に使えない 。
・スリーブ位置がわからないためキッチンの排気が難しい。

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模型の中身を変えながら打ち合わせをし、議事録化したものが以下になります。

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Cは広いスペースを取れるのは魅力的だけど、水周りと寝室で開口部が取られてしまうのが勿体無いということで切ることにしました。
次回はAとBをもう少し進めたもので収納の量なども比較できるようにしたもので確認するということになりました。


2. 打ち合わせ③2020年2月2日 基本計画完了

収納を反映させ、それぞれで収納を優先したものや、位置などでパターンを作成、良さそうな方を模型化してます。模型の解像度も少し上がります。

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A1. 南西側を大きく空ける(ぐるっと回れる構成)

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A2. 南西側を大きく空ける(回れない構成)

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C. 北西側を大きく空ける(L字型)

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打ち合わせの議事録は以下になります。

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結果として、A1の①で進めることに決まりました。
理由としては
・トイレの位置も少し奥まったところで良い 。
・脱衣所を通らなくていいのも良い。
・ぐるっと回れることで 、夫がエントランススペースで人を呼んで何かしていても子供をお風呂に入れたりでき 、そのまま寝室に入れるのも良い 。
・床下に収納があるのであれば、②に比べて収納が小さくても問題ない 。

ただ、以下の図の赤い部分の壁が撤去できるかどうかの判断がまだできません。間取り図から見る限り、構造ではないのでとれそうですが、解体してみてCBでなくRCで作られている場合はA1①ではなくA2②で進めることも確認します。

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ここで基本計画を終えて、基本設計に入っていきます。
なんとなく、どこに大きな場所があり、水周りがあるということを決め、この物件の使い方をイメージできるところまで進めました。次に、どのような素材を使い、どのようなデザインになるかということや、設備やキッチンなどの詳細も詰めていきます。




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