#1-4 学びの吸収率を上げる方法③

学びの吸収率を上げる方法については今回がラストになります。
今回は③自分が今ここにいることに覚悟を持つについて書きます。


わかりやすく言うと雑念をなくし学びに集中するということです。
これまで①②と色々述べてきましたが、結局はこれが一番大事だと私は思います。

例えばもっと効率よく学べる方法があるんじゃないかとか、他のことを学んだほうがいいじゃないかとか、考えるだけで頭がいっぱいになってしまいます。
私の経験をお話すると、大学で建築学を専攻しているのですが、参考書を図書館で借りて勉強するときに、もっとわかりやすい資料がどこかにあるのではないかと思ったりします。
またこれからはITの時代だなんて言葉を耳にすると、建築学なんかよりも情報系を学んだほうがいいじゃないかとか。
一度そういう思考に陥ると、知識なんて全く頭に入ってきません。笑
学ぼうとしていること以外で頭がいっぱいになってしまうのです。

批判的思考みたいなものを常に自分に対しても持つことは非常に大切なことですが、それ自体に学びはありません。
他の参考書を探すという行動には学びがありません。(偶然に気づきがあるかもしれませんが..)

そのように考えることに学びがないのであれば、できることは今やっていることに集中することだけで、ようは覚悟次第で吸収率が大幅に向上します。

決して内省や振り返りをするべきではないということではなく、集中して学ぶべきときは学び、それとは別に振り返る時間を設けるほうがいいということです。

そのために①「気づきや違和感を手書きのメモに残し、のちほど振り返りをテキストとして残」していると、曖昧な記憶を振り返る材料となります。
また②「今は学びを『広く』しているのか、または『深く』しているのかを把握する」ことで効率よく学ぶことができます。

私は定期的に振り返る時間を設けて、学びの復習や今後の方向性を確認しています。

一例として、私は毎日夕方から夜にかけて一日の振り返りを行っています。
内容としては
・今日やったこと
・学び
・反省点
・明日やること
です。

それに加えて家計簿も大雑把につけています。
節約するためと言うよりも、普通に生活をしていてどれくらいの支出があるかを把握するためです。
また今後どれくらい稼いでいればいいのかの指標にもなると思っています。

節約するために家計簿も付ける意味はあまりないと思います。
節約したければ本当に必要なものだけを買えばいいし、または節約しなくてもお金にこまらないぐらいの能力をつけたり、方法を考えればいいのです。

かなり脱線してしまいましたが、振り返りの際に考える順番としては、
過去があって→今の自分は今どこにいて→今後どの方向に進んでいくか
です。

これらの過程はすべて、目的やゴールを達成するために、道のりの中で自分が今どこにいるのかを確認するためのものです。
進んでいる道が目的地に向かっていなければ、その都度軌道修正をするのです。

自分が今ここにいることに覚悟を持つことでぐっとゴールに近づいていけるのです。


以上で全4回に分けて書いてきた、「学びの吸収率を上げる方法」については以上となります。

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