【111日】独学で一級建築士学科試験を突破したスケジュール
こんばんは、ひろです!
先日、令和5年度の一級建築士製図試験が終わりました‼︎
現在はソワソワしながら、結果が出るのを待っています。
(なんで、クリスマスに発表するん⁇)
追記:製図試験も合格しました‼︎
一級建築士というと資格学校に通って勉強するのが一般的だと思います。
ですが、学科試験は独学で合格することができました‼︎
ちなみ点数の方はこんな感じでした↓↓
今回は私が独学で学科試験に合格するまでの勉強スケジュールを紹介します!
この記事の内容は、こちらのブログでより詳しく書いています!
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短期での合格を目指す方やこれから勉強を始める方の参考になればと思います。
それでは、行きましょう〜♪
※本題に入るまえに…
正直に言って、短期間で仕上げるのはハードです。
合格には運も絡んできます。
なので、時間をかけて勉強することをオススメします。
(私は途中からプライベートを犠牲にして、勉強か仕事か睡眠みたいな生活を過ごしていました…)
いざ、本題へ‼︎
勉強方法は?
コレを知りたい人が1番多いと思うので、先に結論から
私の勉強方法はとにかく過去問を繰り返し解くというシンプルなものです。
参考書は法規のものを1冊買っただけです。
あとはとにかく過去問と模試を何度も反復して解く。
これ以上ないくらいシンプルですが、短期間の勉強ではとても効果があるやり方だと思います。
何時間べんきょうした?
トータルで350〜400時間ほど勉強しました。
平日は、まとまった時間が取りにくいので、通勤時間などのスキマ時間を有効活用していました。
スキマ時間にはアプリでひたすら正誤問題を解く!
GW明けからは休日の予定も月1回ほどに抑え、本腰を入れて勉強するように…
どんなに忙しくても平日3時間、休日6時間は勉強する時間を確保していました…
勉強スケジュールの紹介
4月(4/3〜4/31)
建築士試験を受けると決意したのは4月3日
晴れて社会人となり、幼少期から憧れた建築の世界に飛び込んだ日
きっかけは、研修で仲良くなった同期でした!
研修会場から寮までの帰り道に勉強する彼らをみて、私も今年受けようかなと次第に思うように
『試験まで残り3か月半だけど、やるだけやってみるか』と受験することを決めました。
そして勢いのまま、すぐに申し込み‼
資格学校に通うことも考えましたが、学科試験までの残り日数とお金を考えた結果、資格学校はナシ‼
(学科だけで数十万はさすがに高すぎ…)
せっかく受けるなら『やれることはやっておこう』と思い、とりあえず勉強用のアプリをインストール
(そりゃ、周りにマジメすぎると言われる訳だ…)
それから、法令集、過去問題集、法規の参考書を買いました。
法令集はTACのものを購入
(分冊タイプで使いやすく、線引きの見本のPDFがHPで入手できるのでオススメです‼︎)
5月の模試までにアプリの正誤問題2周と法令集の線引き完了を目標に勉強スタート‼︎
まとまった時間の取れる休日に線引きを進めるものの、とにかく時間がかかる…
すぐに終わるとナメていたが、なんと引き終わったのはGW直前…
法規は線引きのみで、初めての模試に突入!
5月上旬(5/1〜5/14)
模試までは目標の正誤問題2周を終わらせるため、スキマを見つけてはGW中もポチポチしていました。
なんとか2周終わらせて、線引きしたての法令集を片手に持ち、はじめての模試へ‼︎
模試の結果は以下の通り
勉強していない法規はともかく、『なかなか悪くないのでは?なんなら、法規もちゃんとやればイケるんちゃう⁇』という結果でした。
ここで闘争心に火がつき、『今年でキメたる‼︎』となり本腰を入れて勉強するようになりました。
模試が終わってからは、とりあえず法規の参考書を進めていきます‼︎
出勤前と帰宅後の時間を費やすものの、どこに何が書いてあるのかわからない⁇
とにかく時間がかかる…
(法規は早いうちに取り組んだ方がいいです)
全然進まないので、休日は法規に全振り‼︎
他はアプリで通勤中にポチポチといった感じで勉強!
5月下旬(5/15〜5/28)
通勤時間は法規以外をスマホで、休日には法規の参考書をひたすら解く日々を過ごしていました。
今月中には法規の参考書を1周解き切って、6月からは過去問をやるぞと意気込んで進めていきます!
6月上旬(5/29〜6/11)
法規の参考書を5月中に解き切ることはできず…
6月に突入しました!
『間に合うのか⁇』と不安になりながらも、『止まってる時間はない‼︎やるしかないと‼︎』と自分を鼓舞して、ひたすら法規を進めていきます‼︎
なんとか、6月上旬のうちに参考書を1周解き切ることができました!
このときに法規以外は5周目に入ろうとしていました。
6月中旬(6/12〜6/25)
いよいよ過去問に取り組み始めます‼︎
私は総合資格のものを使用していました。
問題集は解答&解説が自分に合っているものを買うことをおススメします!
とりあえず、法規から解いていきます!
んー、時間内に終わらない…
時間内で取れたのはなんと13点でした。
さすがにマズイと感じ、法規を中心に過去問を進めていきます!
繰り返しやっている内に少しずつ法令集のどこに何が書いてあるかを覚え、スピードも上がる
解く順番も工夫し、いろいろと試してみる
けれども、全ては解けず…
高すぎる20点の壁…
相変わらず、通勤時間はアプリをポチポチ
ずっとポチポチしていたら、法規以外は7割くらい取れていました‼︎
6月下旬(6/26〜7/2)
6/26に模試がありました。
初めて法規が20点を超えました!
しかし、合計点は前回とほぼ変わらず…
本試験まで残り1ヶ月を切ったのに、点数が伸びていない…
一気に焦りが押しよせてきます
このままじゃ、マズい…どうしようか…
どうにか勉強時間を確保せねば
『どうしよう、どうしよう』とちょっとパニックになりつつ、ずっと焦っていてもしょうがない
ということで、勢いで支店のお偉いさんと相談
研修先の現場を変えてもらうことに!
通勤時間が1.5時間から30分になったので、過去問演習がいっぱいできるようになってラッキー‼︎
なんて思っていましたがそう思った矢先、まさかのはやり病にかかり勉強しようにもできない日が続くことに…
ただでさえ、焦っていたのにさらに崖っぷちに追い込まれていきます…
7月上旬(7/3〜7/16)
1週間も寝込んだことによりスケジュールがかなり崩れたので、まずは勉強計画の見直しから
最初は過去問7年分を3周と模試を2周の予定でしたがとても3週間でやり切れる量ではないので、それぞれ2周と1周に修正‼︎
この期間に模試を2つ受験し、結果はこんな感じでした‼︎
過去問をこなしてペースを掴んだのか、目標であった90点を突破‼︎
結果を分析すると施工での取りこぼしが多かったので、施工を中心にアプリで各科目のニガテ分野を潰していきます。
法規では選択肢をすべて確認できていない問題での取りこぼしが多かったので、余裕がある日には105分間ぶっ通しで法令集と仲よくなれるよう頑張りました。
模試の結果がよかったこともあり、試験直前には有給を6日間ももらえることになりました‼︎
(人数少ない現場なのに6日間も休みをくれてホントに感謝しています。所長、ありがとうございました。)
ラストスパート(7/17〜7/22)
とにかくとにかく、過去問演習と模試の復習を毎日やります‼︎
1日あたり1.5年分くらい解いていたと思います。
最終的には、計画どおり過去問7年分を2周と受験した模試を1周やり切ることができました。
法規も毎日やっていたおかげか、最後の最後で覚醒‼︎
105分の間にすべての選択肢を確認でき、見直しにも10分ほど確保できるようになりました‼︎
(継続してやるって、とても大切‼︎)
試験前日には、演習中にとりこぼした問題を総復習!
われながら、よく頑張ったと思います‼︎
本試験当日(7/23)
試験当日だからといって特別なことはせず、いつも通りの時間に起き、朝食を食べ、会場へ向かう電車ではアプリをポチポチ
電車が混んでいたので、ひと駅前で降りてのんびり歩いて会場へ向かいました〜
試験は計画以外は足切りにかかる心配はないという手応えでしたが、計画がかなり怪しい…
『確実』と思えた問題が、たったの6問…
帰り道で聞こえてくる、計画はカンタンだったという感想…
家に帰り1週間ぶりの晩酌を楽しみつつ、解答速報を調べ計画以外から答え合わせをしていきます…
環境・設備16点、法規27点、構造26点、施工21点とこの時点で90点
残すは計画のみ‼︎
心臓のバクバクが止まらないので、完全に酔っ払ってから採点
結果は11点
なんとか足切りにかからず、合計も過去最高となる101点‼︎
安心して眠ることができました!
翌日、念のためもう一度採点し点数が間違ってないことを確認
採点結果は間違っておらず、所長とお偉いさんに良い報告をすることができました‼︎
さいごに
以上が独学で一級建築士学科試験に合格した、私の111日間にわたる勉強スケジュールです。
最初にも書きましたが、短期間の勉強で合格を目指すのはかなりハードです。
いろいろなものを犠牲にしたり、残り日数が少ない中点数が伸びず精神的にシンドい時期もあったりと大変です…
早めに勉強を始めて、余裕のあるスケジュールを組むことを強くオススメします‼︎
一級建築士の学科試験は範囲が膨大なため、独学で突破することは正直カンタンではありません
ですが、プランを練って勉強すれば、決して不可能ではありません‼︎
この記事を読んだあなたの勉強計画を立てる際の参考になればと思います‼︎
この記事を読んでくれたあなたの合格を応援しています‼︎
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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