【一級建築士】『TAC』の法令集がおススメな訳
こんばんわ、ひろです!
以前、こちらの記事でTACの法令集がおススメと紹介しました!
(ちなみに私はR5年度の試験で法規は30点満点中27点でした)
法令集に限らず、一級建築士試験の参考書などはS合資格とN建学院のメジャーどころを選びがちでしょう
『TACの法令集がなぜおススメなのか?』と疑問に思った方もいるはず
(正直、受験会場でも使っている人をあまり見かけませんでした…)
今回は、私がゲキ推ししているTACの法令集の特徴とその魅力についてまとめていきます!
どこの法令集を使おうか悩んでいる方の参考になればと思います。
TAC法令集のここがおススメ‼
1. 2段組みになっていて読みやすい!
最初の推しポイントは2段組みになっていて読みやすいところです!
法文は普段使わないような言葉や言い回しのオンパレード!
しかもやたらと長いものが多い…
そんな法文がページの端から端までズラ~っと書かれていたら、読むだけでもひと苦労
指でなぞりながら読んでいても、どこまで読んでいたのか分からなくなりそうです!
TACの法令集は2段組みになっているので、1行あたりの文字数が少なくスラスラと読むことができます!
また、2段組みになっている分、1段組みに比べて1ページあたりの情報量が多くなるため、ページを行き来する回数も減ります!
ちなみに、緑本(S合資格)はTACと同じ2段組み、オレンジ本(N建学院)は1段組み+関連法と2段組み、1段組みがごちゃ混ぜです
2. 分冊タイプで使いやすい
2つめの推しポイントは分冊タイプになっていて使いやすいところです!
2つに分かれているため、1冊あたりが軽く、手が疲れることなく法令集を引くことができます!
私は学生時代に法規の授業でS合資格の法令集を使ったことがあるのですが、法令集がかなり分厚くて重く、手が疲れてしまいました…
また、勉強で使う分野だけを分けて持ち運べるという点、薄い分どこに何が書かれているのか覚えやすいという点でもおススメです!
『でも、分冊タイプだと2冊を何度も交互に見なきゃいけない…』という心配する方もいると思います。
その点は大丈夫です!TACの法令集は何度も交互に見る必要がない工夫がされているんです!
TACの法令集では vol.1で建築基準法と建築士法、建設業法、宅建業法、vol.2 でその他の関係法令(消防法やバリアフリー法など)というふうに冊子が分かれています
法規の試験では全30問のうち20問が建築基準法から、残りが関係法令(建築士法や都市計画法など)からの出題がキホンとなっており、10問ある関係法令のうち5問程度は建築士法からの出題です
30問のうち8割程度は建築基準法と建築士法から出題!
つまり、2冊のあるうちの半分で8割の問題を解くことができちゃうんです!
1~25問目までは vol.1、26~30問目まではvol.2 と2冊を何度も行き来せず、問題を解くことに集中できます!
3. はやく解くための工夫がたくさん!
3つめの推しポイントはスイスイ解くための工夫が盛りだくさんなところです!
これまでに紹介した2つの推しポイントも早く解くための工夫なのですが、まだまだ工夫がされています!
工夫① 法文が劇的に分かりやすくなる線引き
TACの法令集はマーカー4色、アンダーライン2色の6種類で線引きします
線引きの種類にはそれぞれコンセプトがあり、どういう情報なのかがわかりやすくなり、法文の理解するスピードが劇的に早くなるんです!
線引きのコンセプトをあげると
正直言ってTACの法令集は線引きがイチバン大変な法令集です。
(唯一のデメリットといっても過言ではない)
緑本の2色、オレンジ本の4色に比べて、線引きにかかる時間は長くなります。
ですが、大変なぶん法令集を読むだけで情報が整理され、問題を解くスピードは格段にアップします‼
もう1冊法令集を買うのはちょっと…と思う方は、線の色分けを参考にするだけでも読みやすい法令集が出来上がるでしょう
工夫② 関連法令・用語の記載が多い
TACの法令集は関連法令の記載が多いうえに、わかりやすいです!
建築基準法第2条の『用語の定義』をみてみると、各号の下に関連する用語がどの法令で定義されているのかが記載されています
法何条かだけでなく、条文の内容などもカンタンに書かれているので、知りたい情報にすぐたどり着くことができますね!
次に、建築基準法第27条の『耐火建築物等としなければならない特殊建築物』をみてみると、法文中に書かれいる政令が太字で表記されており、さらに※と通し番号が書かれています!
太字で強調されているうえに、通し番号があるのでどの政令のことを言っているのかすぐにわかるのも早く解くための手助けとなります
4. 線引きがすぐに始められる!
4つめの推しポイントは法令集の線引きがすぐに始められるところです!
TACの法令集はWebページ上で、線引きの例がPDFで公開されています
なので、法令集を買ったその日から線引きを始めることができるんです!
S合資格とN建学院は線引きの見本を入手するために、ハガキなどで応募する必要があります
見本を入手するまでに時間がかかる&個人情報を提供しなきゃいけないのがデメリットです…
(時間が経つと、線引きする気もだんだん薄れていく…)
また、個人情報を提供すると営業の電話がかかってきたり、DMが届いたりと何かと面倒
さらに、見本が線を引いている間に冊子が閉じちゃうのもちょっとストレス
その点、TACの線引き例はWebでPDFをかんたんにダウンロードできるので、そう言ったストレスはありません‼︎
会員登録なんかせずとも、すぐにWeb上でPDFが入手できるのは非常に助かります!
PDFの検索機能が使えるので、すぐに知りたい情報が出てくるあたりも素晴らしい‼︎
また、PDFなのでパソコンやスマホなどに保存しておけば、法令集が手元になくてもすぐに気になったことを調べることができます!
さいごに
以上が、私がゲキ推ししているTAC法令集の特徴と魅力です!
ぜひ、TACの法令集を使って法規で高得点を取って下さい‼
ではまた‼
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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