一級建築士製図試験 合格への指針 -前編-
(写真:山形県 文翔館)
こんばんは、ひろです!
令和6年度の一級建築士の製図試験まで、あと8週間です。
資格学校でも授業が3回ほどあり、製図試験に向けて着々と準備を進めていると思います。
一級建築士試験は難易度が非常に高く、人生の中でイチバンの挑戦ではないでしょうか?
学科試験を乗り越えた今、あと一歩のところまで来ています!
ですが、製図試験も学科試験と同様に、何度も受験している人も多く、不安に感じていることもあるかと思います…
今回は私の経験を振り返って、製図試験合格に向けてのエスキス、作図、要点記述のポイントの紹介やいつ頃までにどのレベルに達していればよいのかをまとめていきます。
今回の前編では、エスキス、作図の2つを取り上げていきます!
私の経験がみなさんの参考になれば幸いです。
1. エスキス
まずはエスキスから。
製図試験においては、エスキスに最も力を注ぐべきだと思います!
まずは手順を覚えるところから。
多少の差はあれど、次のような手順で進めているかと思います!
①課題文の読み取り
②課題条件の整理
③アプローチと配置計画
④建ぺい率のカクニン
⑤建物全体のボリュームと延べ床面積、高さ制限のチェック
⑥課題条件で整理した主要な要素を1/1000で平面プランの検討
⑦建築面積&延べ床面積、高さ制限のチェック
⑧作図に向けて1/400でより詳細な平面プランの検討
⑨課題条件と法規のチェック
エスキスでは、特に①課題文の読み取り、⑦建築面積&延べ床面積、高さ制限のチェック、⑨課題条件と法規のチェックが重要だと感じています!
それぞれの重要性について説明していきます。
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①課題文の読み取り
時間配分としては、①課題文の読み取りに30分、⑨課題条件と法規のチェックが完了するまで2時間30分がおおよその目安です。
2時間30分から時間を削ろうとしたとき、①課題文の読み取りの時間を削ろうと考える人が大多数かと思います。
私自身も元々はそう考えていました。
ですが、①課題文の読み取りには30分ほど時間を確保するのがいいと思います。
私もキホン的に30分は時間を取るようにしていました。
その理由は製図試験が課題条件に違反するごとに減点されるため、課題文の読み落としがイチバン怖いからです。
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