構造【荷重・外力/風圧力】

風圧力とは

  • 暴風(一般的には台風)による圧力

  • 風圧力は、「速度圧」と「風力係数」をかけた値
    w=q×Cf
    ・w:風圧力
    ・q:速度圧
    ・Cf:風力係数

  • 風圧力の大小関係:外装材 > 構造骨組

速度圧(q)

  • ガスト影響係数」と「基準風速」から求める
    q=0.6×E×$${Vo^2}$$
    ・q:速度圧
    ・E:建物の「高さ」や「周辺状況」による影響係数
    ・Vo:基準風速(国交大臣が定める)

建物の「高さ」や「周辺状況」による影響係数
$${E = {Er^2}×Gf}$$
Er:平均風速の高さ方向の分布を表す係数
Gf:ガスト影響係数

風力係数(Cf)

  • 建物の形状による影響係数
    ※屋根の形状が「片流れ」「切妻」「陸屋根」等で風の影響が変わる
    Cf = Cpe - Cpi
    ・Cpe:外圧係数
    ・Cpi:内圧係数

  • 以下の「いずれか」の方法で定める

    1. 風洞試験

    2. 建築物の「断面」および「平面の形状」に応じて計算

風圧力と風荷重の違い

  • 風圧力:暴風による圧力
    ※単位が「N/㎡」

  • 風荷重:風圧力により建物に作用する荷重
    ※「風圧力」×「受圧面積(受風面積)」で算定される
    ※単位が「N」

14084、14085、15085、17072、17073、19085、20083、24073、28073、01071、01074

合格ロケットのコード

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