構造【荷重・外力/積雪荷重】

積雪荷重

積雪の単位荷重

  • 多雪区域「以外」:1cm当たり20N/㎡以上

  • 多雪区域:「特定行政庁」が別に定める

積雪荷重

  • 「積雪の単位重量」×「屋根の水平投影面積」×「その地方における垂直積雪量」

  • 垂直積雪量は以下を考慮し「特定行政庁」が定める

    1. その区域の標準的な標高(ls)及び海率(rs)

    2. 周辺地形あるいはその区域での観測資料等

17081、18082、20081、01081

合格ロケットのコード

雪おろしを行う慣習のある地方

  • 雪おろしの実況に応じて、垂直積雪量を1mまで低減できる

  • 「出入口」「主要な居室」または「その他の見やすい場所」にその軽減の実況その他必要な事項を「表示」

20082、29082

合格ロケットのコード

屋根に雪止めを設けない場合

  • 勾配が「60度」以下の場合:勾配に応じて、屋根形状係数を乗じた値とすることができる

  • 勾配が「60度」を超える場合:積雪荷重を考慮しなくてもよい

19081

合格ロケットのコード

暴風時・地震時

  • 多雪区域においては、「積雪荷重がある場合」と「積雪荷重がない場合」を考慮

  • 建築物の「転倒」や「柱の引抜き」の検討時に、「積雪荷重」による応力が有利に働く場合がある

  • 以下の3つの検討を行う
    ①:G+P+W ②:G+P+0.35S+W ③G+P+0.35S+K
    ・G:固定荷重によって生ずる力
    ・P:積載荷重によって生ずる力
    ・S:積雪荷重によって生ずる力
    ・W:風圧力によって生ずる力
    ・K:地震力によって生ずる力

  • 暴風時・地震時の積雪荷重は、積雪荷重を「低減」できる
    「短期」:0.35
    「長期」:0.7

15084、19082、21073、26084、27081、30081、03083

合格ロケットのコード

多雪区域を指定する基準

  • 基準は、以下の「いずれか」

    1. 垂直積雪量が1m以上の区域

    2. 積雪の初終間日数の平年値が30日以上の区域
      ※初終間日数:当該区域中の積雪部分の割合が1/2を超える状態が継続する期間の日数をいう

16085

合格ロケットのコード

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