環境・設備【音響/音】

音とは

  • 空気の振動

  • 周波数で表される

  • 人間の「可聴範囲」は非常に大きいため、音に関する「物理量」に絶対値を使わ「ない」
    ※可聴範囲:音の聞こえる範囲

  • 「対数変換」を行い「レベル(dB)」で表示
    ※対数変換:「0」の数が多きときに行う

周波数

  • 1秒間に繰り返す波の数

  • 人の可聴周波数:20Hz~20,000Hz(20kHz)

  • 波長の範囲:17mm ~17,000mm(17m)
    ※波長:340m/周波数
    ※音は、1秒で約「340m」進む

  • 参考サイト:中部電力パワーグリッド

音のレベル表示

  • 音のレベルには、以下の種類がる

    1. 音圧レベル

    2. 音響エネルギー密度レベル

    3. 音の強さ(音響インテンシティ)レベル

音圧レベル

  • 音の「圧力」

  • 単位:Pa(パスカル)
    ※1Pa:1N/㎡

  • 基準値:「20μPa(マイクロパスカル)」=「$${2×10^{-5}}$$Pa」
    ※基準値::人が聞き取れる「最小の音圧」

  • 音の大きさの「感覚量」の最大値:は「3~4kHz」付近で最大
    ※音圧レベルが一定の場合

  • 公式:$${Lp = 10log(\frac{P^2}{Po^{2}})}$$=$${Lp = 20log(\frac{P}{Po})}$$
    L:音圧レベル(dB)
    p:観測値(Pa)
    Po:基準値(Pa)

  • 「音の強さ(音響パワー)」と「音圧レベル」の関係

    • 音の強さを「2倍」:音圧レベルが「3dB」上げる

    • 音の強さを「4倍」:音圧レベルが「6dB」上げる

音響エネルギー密度レベル

  • 音の「エネルギー」

  • 単位:J/㎥
    ※E:J/㎥

  • 基準値:$${Eo = 2.94 × 10^{-15}}$$J/㎥

  • 単位「体積」当たりの力学的エネルギー量を示す

  • 公式:$${Lp = 10log(\frac{E}{Eo})}$$
    L:音響エネルギーレベル(dB)
    p: 観測値(J/㎥)
    Po:基準値(J/㎥)

音の強さ(音響インテンシティ)レベル

  • 音の「強さ」

  • 単位:W/㎡
    ※I:W/㎡
    ※単位「時間」に単位「面積」の力学的エネルギー量を示す

  • 基準値:$${Io = 10^{-12}}$$W/㎥

  • 公式:$${Lp = 10log(\frac{I}{Io})}$$
    L:音の強さレベル(dB)
    I:観測値(W/㎡)
    Io:基準値(W/㎡)

  • 「強さ」と「レベル」の関係

    • 強さを「10倍」:レベルが「10dB」上げる

    • 強さを「100倍」:レベルが「20dB」上げる

    • 強さを「1,000倍」:レベルが「30dB」上げる

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