環境・設備【空調設備/冷凍機】

冷凍機とは

  • 空間や物体を周囲よりも「低い」温度に「冷却」するために用いられる装置

  • 空調で使う場合に、「空気」や「水」の温度を下げる

種類

  • 圧縮式冷凍機

  • 吸収式冷凍機

圧縮冷凍機

  • 冷凍サイクル(機器)

    1. 圧縮(圧縮機)

      1. 「低温・低圧」の気体(冷媒)を圧縮

      2. 「高温・高圧」の気体(冷媒)に変化
        ※気体や液体は「圧縮」すると「温度が高く」なる

    2. 凝縮(凝縮器)

      1. 「高温・高圧」の気体(冷媒)を凝縮

      2. 「冷却水」との間で熱交換
        ※冷却水は、冷却塔(クーリングタワー)に送られ「放熱」

      3. 「中温・高圧」の液体(冷媒)へと変化

    3. 膨張(膨張弁)

      1. 「中温・高圧」の液体(冷媒)の冷媒を減圧

      2. 「低温・低圧」の液体(冷媒)に変化

    4. 蒸発(蒸発器)

      1. 「低温・低圧」の液体(冷媒)を蒸発

      2. 「冷水」との間で熱交換
        ※冷水は「空調機」に送られ居室を「冷房」

      3. 「低温・低圧」の気体(冷媒)に変化

  • 参考サイト:モノタロウ

吸収式冷凍機

  • 冷凍サイクル(機器)

    1. 蒸発(蒸発器)

      1. 液体(冷媒)を蒸発
        ※液体(冷媒)は「水」
        ※内部は低圧(真空)で、約45℃で「水」が蒸発する

      2. 「冷水」との間で熱交換
        ※冷水は「空調機」に送られ居室を「冷房」

      3. 気体(冷媒)に変化

    2. 吸収(吸収器)

      • 気体(冷媒)が「冷却水」との間で熱交換
        ※冷却水は、冷却塔(クーリングタワー)に送られ「放熱」

      • 気体(冷媒)は、再生器から送られてきた臭化リチウム(吸収液)に吸収され、希釈液(気体の水分で薄まった臭化リチウム)に変化
        ※吸収液:吸水性に優れる液体

    3. 再生(再生器)

      1. 希釈液を加熱
        ※加熱は「ボイラー」で行う

      2. 臭化リチウム(吸収液)と気体(冷媒)を分離
        ※この時の臭化リチウムを「濃溶液」と言う

    4. 凝縮(凝縮器)

      1. 気体(冷媒)が「冷却水」との間で熱交換
        ※冷却水は、冷却塔(クーリングタワー)に送られ「放熱」

      2. 液体(冷媒)に変化

  • 参考サイト:モノタロウ

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