構造【荷重・外力/地震力(基本)】

「荷重」および「外力」の組合せ

  • 「地震力」と「風圧力」が「同時」に作用することは想定してい「ない」

  • 一般の地域の場合
    「暴風時」または「地震時の荷重」を「積雪荷重」と組み合わせなくても「よい」

  • 特定行政庁が指定する多雪区域の場合
    許容応力度計算において「積雪荷重」を考慮

16084、18081、21072、28074

合格ロケットのコード

地震層せん断力(Qi)

  • 「地震」により地上部分の下層から数えて「i」番目の階に作用する「せん断力」

  • 地震層せん断力(Qi)は、下式で計算
    $${Qi=Ci×Wi}$$
    ・Ci:i層の「地震層せん断力係数」
    ・Wi:i層が支える部分の「固定荷重」+「積載荷重」
    ※ある層が支える「全重量」(ある層の重量ではない)

  • 「最下層」の値が最も「大きい」(積載荷重が累積)

18071、29084、30074、03082

合格ロケットのコード

地震層せん断力係数(Ci)

  • 地震力に比例する係数

  • 地震層せん断力係数(Ci)は、下式で計算
    $${Ci=Z×Rt×Ai×Co}$$
    ・Z:地震地域係数
    ・Rt:振動特性係数
    ・Ai:高さ方向の分布係数
    ・Co:標準せん断力係数

  • 応答加速度は上層ほど「大きい」:地震層せん断力係数は上層ほど「大きい」(「Ai」が「大きい」)

覚え方
地震層せん断力係数は、「場所性」「揺れ方」「高さ」「力」による

20092、20095、20215、21083、22081、24083、26081、27071、30071、01084、02071

合格ロケットのコード

地震地域係数(Z)

  • 「地震の起きやすい地域」に応じて、地震力を「低減」できる係数

  • 「0.7~1.0」で設定
    一般的:1.0
    沖縄県:0.7

  • 「許容応力度を検討する場合」と「保有水平耐力を検討する場合」で同じ値

16201、21084、24084、28072

合格ロケットのコード

振動特性係数(Rt)

  • 「固有周期」および「地盤の種別」に応じて、地震力を「低減」できる係数

  • 固有周期(T)が「Tc」以上の場合:「Rt」は固有周期が「長い」ほど「小さい」

「Tc」とは
地盤の種別に応じて「定められた」周期(秒)
・第1種地盤:0.4
・第2種地盤:0.6
・第3種地盤:0.8
※地盤固さの大小関係:第3種 > 第2種 > 第1種
※固定周期(T)が「0.4」を超えるまで、「Tc」は変化しない

覚え方
振動を楽(R)にする土(T)さん(第3種地盤)は、や(0.8)り手

15072、18073、24081、25082、27073、27074、02073

合格ロケットのコード

高さ方向の分布係数(Ai)

  • 多数の地震応答解析結果から定められた係数

  • 上階に行くほど「大きい」

  • 固有周期(T)が「長い」ほど「大きい」

  • 最下層では、「1.0」で一定

覚え方
高くなるほど愛(Ai)がない

15075、18072、25083、28241、30073

合格ロケットのコード

標準せん断力係数(Co)

  • 許容応力度計算を行う場合:「0.2」以上

  • 必要保有水平耐力を計算する場合:「1.0」以上

18074、25081、28071、02072

合格ロケットのコード

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