構造【木質系材料/特徴】

基準強度の割増

  • 以下の場合、曲げに対する基準強度を割増すことができる

    1. 「垂木」「根太」などの並列材に「構造用合板(これと同等以上の面材)を張る」

    2. 荷重・外力を支持する

20234、23274、27273

合格ロケットのコード

クリープによる変形

  • 気乾状態:変形が「2倍」程度

  • 湿潤状態:変形が「3倍」程度

14232、02271

合格ロケットのコード

燃焼

  • 約260℃:引火

  • 約450℃:自然に発火

17234、26274

合格ロケットのコード

炭火層

  • 火災時において、木材の表面に形成される「炭」

  • 炭化する深さは「0.6mm/分」程度

  • 燃焼が急速に深部まで及ぼすのを防ぐ効果がある

14234

合格ロケットのコード

種類

  • 針葉樹

    1. まっすぐで長い

    2. 加工性が良い

    3. 柱や梁などの構造材や和室の仕上げ材等に用いる

    4. マツ、ヒノキ、ツガ、スギなど

  • 広葉樹

    1. 木肌に美しいものが多い

    2. 硬質で強度も大きい

    3. 加工が困難

    4. 仕上げ材、建具、家具に用いられる

    5. ケヤキ、サクラ、クリ、ラワン、ナラなど

  • 心材の耐朽性:べいすぎ > べいつが
    ※「つが」は強度が高い

14233、03272

合格ロケットのコード

「引張り」および「曲げ」

  • 靭性能力が低い

  • 脆性的な破壊

※繊維が破断する

14235

合格ロケットのコード

反り

  • 乾燥:木表が凹に反る

    1. 鴨居:木表を「下側」

    2. 敷居:木表を「上側」

※樹皮側:木表
※樹芯側:木裏

16225、21271、26271、29272、01271

合格ロケットのコード

含水率

  • 「水分を含まない木材実質の質量」に対する「木材に含まれる水の質量」の割合(百分率)

  • 構造材:「25%」以下
    25~35%:腐朽し始める
    20%以下:ほとんど腐朽しない
    30%以上:急に腐朽しやすくなる
    80%前後:腐朽しやすい

  • 試験片:「15%」以下
    ※構造用集成材の日本農林規格

  • 含水率の「低下」:弾性係数は「増加」

15222、16223、19235、22272、27271、28272、30272、01274、02273

合格ロケットのコード

含水率影響係数(Km)

  • 木材の強度は、含水率により変化するため、その影響を考慮した「係数」※繊維飽和点以下

  • 繊維飽和点以上の達した場合:含水率影響係数「0.7」

17231

合格ロケットのコード

乾燥収縮率

  • 年輪の接線方向(板目幅)>年輪の半径方向(まさ目幅)>繊維方向

  • 木材の「伸縮」は、「含水率」に概ね「比例」
    ※含水率が繊維飽和点以下

19233、19234、21274、22274、24273、25274、28274、01273

合格ロケットのコード

集成材

  • 「繊維方向」が「平行」になるように「接着剤」で集成接着した材料

  • 「曲げ応力」を受ける方向が「積層面」に「平行」:曲げ性能が「高い」

  • アーチ材の湾曲部の曲率半径が「小さい」:「薄い」ラミナ(ひき板)を用いる

  • LVL(Laminated Veneer Lumber)

    1. 単板積層材

    2. 繊維方向を平行に接着

  • CLT(Cross Laminated Timber)

    1. 直交集成板

    2. 繊維方向を直交に接着

16222、17233、19232、23271、29273、29274

合格ロケットのコード

熱伝導率

  • コンクリート(1.6W/m)>木材(0.15W/m)

24274、28271

合格ロケットのコード

目視等級区分構造用製材

  • 日本農林規格(構造用製材)

  • 「節」「丸身等材」の欠点を目視により測定

  • 等級区分する

25272、03271

合格ロケットのコード

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?