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里山薬草学


オンラインでの『百合と薔薇』『星々と木々』の読書会を経て、対面で『里山薬草学』の1年間の学びが始まりました。

アントロポゾブイーを学ぶ上で、切っても切れないのが植物のこと、という認識が私の中であり、近くでゲーテ・シュタイナー的観点から植物のことを教えて下さる先生を探していたんです。そんな時に出逢ったのがいづみ先生。
薬草学は植物観察の講座ではないけど、薬草についても興味があるので初対面講座はこちらを受講することにしました。

私の実家近くの里山に暮らすいづみ先生。
植物、イノチへの愛が溢れていらっしゃり、でもそれは「可愛いね〜、綺麗だね〜」という一方的な感情だけではなく、確かな知見や見解、眼差しから滲み出るオタク感も(いい意味で!)素敵で、この先生から学べたら楽しいだけじゃない真理が学べると感じたのです。

初めましての対面での講座は、楽しすぎてあっという間。
初回はお屠蘇作りをさせてもらいました。
お屠蘇の意味や使われる一つ一つの植物についてはもちろん、しめ縄の意味や飼っている烏骨鶏への心の変化の話など、どのお話しも興味深い。


そして、種がどのように運ばれるのかというお話も興味深かった!
種は水や風や動物達、自ら弾けて飛んでいくものや重力によって落ちていくものがありますが、
アリに種を運ばせる植物にスミレがあるんです。
丁度、小さなスミレが咲いていてルーペで見たらアリに運ばせるための糖分や脂肪分を含んだもの(エライオソーム)が見えた👀✨ワォ!


ここからはわたしの感想。
人間も種を持っていて、自ら弾けて飛ばす以外にも何かに運んでもらっているのでは?と思いました。種と言っても精子的なものではなく、自分の得意とする種。

例えば今ならネットによって種が沢山飛んでいると感じます。それは、必要な人に届く。口コミで届くこともあるだろうし、紙(この場合は木からできているから植物ですね)で届くこともある。その種はすぐには咲かないかもしれない。心に留めておいて、ある日必要になると突然芽が出る。

『虫の知らせ』という言葉があるけど、虫が知らせていたのを昔の人は知っていたんだな。
そして、植物はその土地に必要なものしか生えないという話も聞いたことがあるので、きっと種も必要な場所に届けられるんだと思うんですよね。

植物から学ぶこと。
これから一年楽しみだなぁ。


@HerbalMedicine2020
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