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2023年の振り返り


皆様ご無沙汰しております。あるすです。
ずいぶん更新できずにいる間に、年末を迎えてしまいました。
noteの1年振り返りを見ると、2023年は2本しか投稿できていないようです。
よく読まれた記事も2021年の大昔の遺物ですし、来年は下の画像から一新できるように投稿していければいいなぁ。
紅白を見ながらでだいぶ遅れてしまいましたが、今回は、「今年の〇〇」として、1年をぱらぱらと振り返っていきます。

noteの振り返り、結構好きなので来年の執筆モチベにしたい。

今年の仕事

ここでそこまで仕事のことを書くつもりはないので、ざっくりと。
大学院を出て一般企業に就職し、そこそこ仕事を覚えて1人でもそこそこまわせるようになってきたのはよかったです。
不慣れゆえに業務効率が悪く、帰りが遅くなることもあったので、正確さを維持しながらスピードを上げるのが来年の課題になりそうです。


今年の生活

2023年3月21日、入籍しました。

客観的に見たら人生最大のイベントの1つだとは思いますが、実際に経験した感覚としては、同じような日々の中の1コマとして、あっという間に過ぎ去ったように思います。
このまま同じような日々を一緒に生活していたいと思える人と出会えたのは幸運でしたし、巡り合わせに感謝しています。
今年は仕事の関係で大阪に移住することになり、2人で新天地での生活を始めた年でもありました。
まったく縁のない土地で不安もありましたが、おかげさまで半年くらい経つとだいぶ慣れてきて、快適な暮らしになってきました。
今後も感謝を忘れることなく、生活最優先で2024年も日々を生きていきます。

当時はまだ所沢にいた。


今年の執筆

最初に書いたように、今年は2本しか記事を書けていませんでした。
知識検定受験消えたことば辞典の紹介
仕事で遅くなったり、疲れて家で何もできないこともあったのが大きな理由ではありますが、読書はそこそこしていたので、やる時間はあったはずなのですが…。
インプットの時間とアウトプットの時間の偏りがここ数年を通しての悩みですね。
アウトプット大全を読んで納得させられる部分も多かったので、できる限りnoteに書いていきたいです。
今年は長年使っていたEvernoteからNotionへと主要ツールを移行させてもいたので、今後はNotionもある程度公開できるように形を整えていきたいです。
後輩のゼミ生向けに卒論執筆向けツール紹介も書いたので、これもせっかくなので一般向けに編集して、公開できるようにしようと思います。


今年の研究

大学院を卒業した身ですが、前々から指導教員の先生にも「せっかくの研究だから論文で発表したほうがいい」と言われていることもあり、論文投稿を目指していたのですが、やはり執筆と同じでアウトプットに全く時間を避けませんでした。
縁あってとあるギャラリーの館長に就任したこともあり、自分の研究をやめるつもりはないのですが、今後は仕事・生活・趣味・研究の時間の使い方を真剣に考えたほうがいいかもしれません。
(あるす名義で自分の本名・写真を公開することにはかなり抵抗感を持っていますが、せっかくネット上にあるので組み込みました。)


今年の一冊

さて、先ほども書いたように読書はそこそこしていました。
だいたい週1冊くらいのペースだと思います。
そんな今年読んだ本の中で、一番気に入った本を紹介します。
多様性の科学』もかなり良かったのですが、ビジネス書(に位置づけられがちな本)をイチオシすることへの抵抗が芽生えてしまったため、こちらを推します。

『Nature』に論考を発表しまくり、今流行り(?)の粘菌を研究しまくって昭和天皇に講義も行う、「人類史上、もっとも文字を書いた男」とも言われる博覧強記の怪才・南方熊楠。僕が大好きな博物学者・民俗学者です。
本書は、天才ゆえの理解し難い行動と描かれがちな熊楠の行動をリアリストとしての側面から捉え、あえて「未完」を貫いた熊楠の一貫性を論じています。
特に、民俗学といえばの人、柳田國男との妖怪研究の差を以下のように描いています。

柳田と熊楠の差を、あえて大胆に言ってしまうならば、ロマンがあるかどうかだと思う。不思議なものに憧れ、その実在を肯定しないまでも、信じたいという気持ちがある柳田に対し、熊楠はリアリストである。熊楠が妖怪研究に名を残さなかったのは、彼がロマンを介さなかったからであると述べても、過言ではないだろう。
(中略)
 しかし、わたしは断然、熊楠派である。たんなるロマンで山人という想像をふくらませるより、冷徹に事実を見つめる目をもちたい。それに、「本当に妖怪がいるのか」という問いよりも、「なぜひとびとは妖怪というものを想像してきたのか」というテーマのほうが、ずっとおもしろく感じられる。

志村真幸 2023年『未完の天才 南方熊楠』p.210-211

僕も熊楠派です。民俗学が取り沙汰されても、ロマンチスト・柳田國男にばかり注目が集まりがちなので、リアリスト・南方熊楠ももっと人気が出てほしいです。
ゆる民俗学ラジオさん、お願いします…!


今年の将棋

今年もそこまで将棋をやれなかったとはいえ、大学院生時代よりも取り組めていたように思います。
今や「覚える変化が少ないから」という消極的な理由だけで中飛車を続けている向上心の無さですが…。
今年はクラブカップのどこかのトーナメントで優勝してしまったり、まだやれるかも?という淡い期待を抱いてしまう(メンバーが強かっただけ)ので、継続して取り組んでいきたいと思っています。
来年もクラブカップは出たいと思っていますが、まだ何もメンバーが決まっていないので、よければ一緒に出てください!
大阪の生活にも慣れてきたので、地域の大会にもいろいろ出ていきたいです。現状は情報をキャッチすること自体がなかなかできていませんが。
具体的な目標を立てないと進まないので、いくつか目指してみます。

・ウォーズ10秒五段(現状:四段60%)
・ウォーズ3切れ六段(現状:五段40%)
・クエスト全て七段(現状:全て六段)
・リアル大会に4回以上出る

このうち半分くらい達成できればいいなぁ。


今年のゲーム

将棋以外にも手を出しては引いてを繰り返している僕ですが、今年は上半期がバックギャモン・下半期が花札でした。
バックギャモンは2023年1月くらいまではかなり力を入れていたのですが、だんだんとgalaxyでコインゲームをポチポチやるくらいになってきてしまっていました。
一時の上振れで日本10位に入った!と息巻いていたのも束の間、バンクロール管理が甘々で、夏頃に破産を食らってから離れていってしまいました。

たぶん最高地点のこのスコアになったのが7/14。ここから1.5ヶ月で破産。



バックギャモンから離れた夏頃から浮上してきたのが花札(こいこい)。
知り合いが開発に携わっているらしく、妻がえとはなっ!というアプリをやっているのを見て始めました。
初めはだいぶ運ゲーだと思っていたのですが、思っていたより相手の思考を読む要素があってハマっていきました。
3戦勝負だと勝率6割弱くらいがやっとだと感じていたため、運要素は強いですが、6戦勝負だとはっきり実力差が出るように感じます。
●6戦勝負常設前(3戦勝負のみ)
 103-74 58.19%
●現状の全戦績
 149-91 62.08%
●差し引き→6戦勝負常設後
 46-17   73.02%
運だけでない高勝率を記録できているので、花札で考えていることもどこかでまとめたいです。


現状の成績。3戦時代の成績を引きずってるけど、やっていれば7割に近づくはず。


今年の漢字

2023年の漢字は「税」らしいですね。
僕としてはあんまり納得いってないですが、
そんなことはどうでもいいので、
本記事最後に自身の1年を漢字1文字にすると、
」かなと思っています。

就職/結婚/引っ越しという大きな転機が重なり、
新しい生活に、仕事にれ、新たな習を少しずつ確立した年でした。


来年の漢字(目標)

来年の目標を漢字1文字でまとめると、「」だと思っています。
論文やnote執を意識しながら2023年の積み残しに取り掛かり、アウトプットを意識した1年にしたいです。


意外と長くなってしまった。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

みなさま、2024年もよろしくお願いします!
良いお年をお過ごしください。

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