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【おすすめ本】全米トップ校が教える自己肯定感の育て方 星 友啓

自己肯定感の本は数多くあります。
そして私もたくさん読んできましたが、この本は今まで読んだ本とはちょっと違う観点で説明されているところが飽きずに読めました。

すごいなと思ったのが、参考文献の数、それもすべて英語の文献や論文
さすがスタンフォード大学の校長ですね。

ネガティブな気持ちを認めた上で、それとうまいこと付き合っていこうとする心構えなのです。

求めるべき自己肯定感は至ってシンプル。
「現実の自分をありがたく思う気持ち」

・自己需要(Self-aceptane):ありのままの自分を受け入れる
・自己価値(Self-worth):現実の自分を「ありがたく」思う気持ちのこと

この本の中で実行してみたいなと思ったことを書いてみます。

TGTジャーナル(Three Good Things)

ポジティブ心理学の代表的なエクササイズ
その日にあった3つの良いことをつける。

・時間を決めてルーティン化
・その日よかったことを探す(3つ)
・書き留める
・振り返る:なぜ3つのことが起きたのか
・無理しない範囲で

これは、毎日 Twietterで呟いています。
これをすると、いいことを探す日常になるのでおすすめですよ!

ディスタンシング(distancing)

自分の気持ちに距離をとり、見つめ直しててみる。

幽体離脱メソッド
自分の心の外から自分を見つめ直す。

複数ないろいろな「顔」を持つ

星さんの場合は、父、校長、夫など様々な分野の「顔」からなる複合体。
へこませることが起きた場合、自分の持つ「顔」の特定のものと考える。
学校のクレームは「校長の顔」
父や夫の顔で自己肯定するといいそうです。

みなさんもできそうなものがあったら、やってみるといいと思います。


著者紹介


星 友啓(ほし ともひろ)
スタンフォード大学・オンラインハイスクール校長。哲学博士。
1977年生まれ。東京大学文学部思想文化学科哲学専修課程卒業。
その後渡米し、スタンフォード大学哲学博士を修了。
同大学の講師を経てオンラインハイスクールの立ち上げに参加。2016年より校長に。
オンライン教育の世界的リーダーとして活躍。

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