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ドル円、恒常化する購買力平価からの乖離

投資猫レイです。

今回のテーマは、ドル円レートと購買力平価です。


購買力平価とは「為替レートは、2国間の物価によって決定される」という一物一価の考え方です。

例えば、日本で100年のお菓子が、アメリカで1ドルで売られていれば、ドル円は1ドル=100円に収束する、という考え方です。


実際の為替市場では、購買力平価は短期的には成立していません。一方で、中長期的には、ある程度、成立するという見方が主流です。


しかし、次のチャートの通り、最近のドル円は、購買力平価から大きく乖離した水準になっているのです。

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