石油プラント業界、海外営業経験

前回3業界の営業職経験について書きましたが、今回は石油プラント業界の海外営業の経験について書きます。

入社前のイメージ:世界を股にかけて、エネルギーという世の中の社会インフラに貢献する派手な仕事。

イメージと合っていたこと:外国語を使ってお客さんとやり取りして、海外出張も頻繁にある(私も4年間でヒューストン、スペイン、ペルー、韓国など、色んな国に行きました)
ヒューストン:世界中のOil&Gas業界の首都と呼ばれ、多くの石油プラント企業がある
スペイン:同じ母国語であるスペイン語を活かし、中南米向けのプラントを多く手掛けるスペインのプラント建設会社
ペルー:ベネズエラを筆頭に、南米各国でも天然資源は豊富
韓国:造船業界同様プラント業界でも韓国は急成長(造船とプラントは共通点多いらしい)
↑ 各地に説明付けると、何だかカッコよく見える(笑)。
世界中の人と仕事をしたことで、どの国でも、価値の高い仕事、仕事ができる人というのは同じだな、と何となく感じられるようになりました。

イメージと合っていなかったこと:石油プラントという、精緻さが求められるエンジニアリングでは技術関係・貿易関係の書類が非常に多く、事務作業が想像以上に多かった(まあ、事務作業が多いのはどの会社でも同じことかと思いますが)

あとは、新卒だったので入社前は想像のしようもなかったのですが、金額が非常に大きな商談(少なくても1件あたり数億円以上)だったため、メインの営業担当として案件をリードしていけるようになるには下積み時代が長くなります。すぐに最前線でお客さんとやり取りしたい!という人だと、ちょっと待てないかもしれない。

私は結局転職することになりましたが、新しくこの業界に入る方がいるとしたら、金額が比較的少額で商談経験が積みやすい、アフターサービス営業がお勧めです(このように思えるようになったのも、転職後のSaas商材の案件金額が小さかったから。自分がラストマンになるので自分の行動の結果が分かりやすい)。

当時学んだことで、現在のITオフショアシステム開発の営業で一番活かせているのは語学力ですね(日々のコミュニケーションだけでなく、英文契約書読み込みとかも)。

#営業職 #海外営業 #英語 #スペイン語 #石油プラント

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?