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僕と日比谷ノンフィクションとバンドBの三角関係~日比谷ノンフィクションⅧに行ってきました①~

おはようございます。「死霊」とタイトルに入っているホラー映画のヒット祈願絵馬が、「神社」にあったのを見つけてじわっときました。あらいです。

今日は僕の大好きなバンド、BaseBallBearの毎年恒例で行われる日比谷野外音楽堂でのライブ、「日比谷ノンフィクションⅧ」にいってきたので、それを通して感じたことなんかを書こうかなと思います。

僕とバンドBについて「完全版」

僕とベボベのなれそめについては、珍しくバンドマンっぽいことを書いた回でお話ししてるので、詳しく知りたい方はそちらを是非参照ください。

そこでもお話ししたように、「School of Lock」という番組でベボベと出会いました。ちょうど番組を聞き始めたタイミングで「バンドBのベスト」というベストアルバムがリリースされました。

完全にバンドメンバー全員の人柄に惹かれていた自分は、

「買うしかない!!」

とCD屋さんに走りました。

2枚組+メンバーの収録曲解説付きブックレットという情報量の多さに、曲はもちろんのこと、もうBaseBallBear自体をむさぼるように味わったのでした。

そのベストの歌詞カードの巻末には、これまでのディスコグラフィーが載っていました。それを見て新井少年は、

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となりそこからブックオフやCDショップに行くたびに持っていないアルバムからそろえていくことを始めました。

でも、何度もディスコグラフィーを見直していくうち、CDよりもさらに気になっていく存在がありました。それが、ライブDVDというヤツです。

初めてのライブDVD

新井家にはそのころiPadAirがきて、Youtubeと言うモノを楽しみ始めた時期だったので、いくつか上がっていたライブ映像を見ては、

「CDとは違うことしたりするんや…もっといろいろみたい…」

思っていたので、よりライブDVDへの憧れは強くなっていきました。

でも、CDよりどうしても値段はするので、なかなか手が出せず。そしてそもそも行動範囲のCDショップには過去のものが売っていることも少なかったため、DVDとは距離が縮まらない日々…

そんな中、とんでもない情報がラジオで飛び込んで来ました。

「ベボベの新しいライブDVDが出る!?しかも2枚組!?限定副音声付き!?」

その情報量にパンクしそうになりながらも、頭の中を支配するのは

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という感情のみ。

僕はもういても立ってもいられず、母に

「これほしいんや!!!」

と訴え、発売直後に買ってもらいました。

そう、そのDVDに入っている映像こそが、「日比谷ノンフィクション」のⅢでした。

すり切れるほど

日比谷ノンフィクションⅢで演奏された曲は、ベスト盤発売に合わせて行われた「リクエスト楽曲投票」の上位曲が多く、ライブ定番曲から、レアだからこそ多くのリクエストがあった曲もあり、今思うと初めてにしてはそれはそれは刺激の強いセットイストでした(いい意味で)

もうこの日比谷Ⅲの映像は本当に何回見たかわからないほど繰り返し見ました。当時持っていたポータブルDVDプレイヤーで、ライブ音源、および副音声を聞きながら高校受験の勉強をしていた記憶もあります。おそらく人生でもっとも多く見た映像作品だと思います。

特にこのライブの「彼氏彼女の関係」、「BOYS MAY CRY」「海になりたいpart.2」は特に当時からお気に入りで、今でも映像を見ると鳥肌が立つほどです。

最初の二つはそれぞれインディーズ時代の楽曲、シングルカップリング曲なので映像を見るまで聞いたことがなく、そのインパクトもあって大好きになりました。

最後の一つ、「海になりたいpart.2」は、ライブアレンジが恐ろしくかっこいい上に、ラストスパートの超いい位置煮置かれていて、パフォーマンスもえげつないため、

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と「ライブ」に強い憧れを抱くきっかけになったかもしれない曲です。

ちなみに、中学の卒業式終わりに友達とベボベのワンマンを見に行きました(29歳+1ツアーです。あとから思い出すとこのときに「ホーリーロンリーマウンテン」やってました。新曲って言って。)

「変化」と「進化」

そして時は流れ、新井少年は高校生になり、そんな中起きたのが

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でした。

初めて行ったベボベのワンマンが、実は最後の4人体制でのツアーになってしまうとは…ドラマチックチック。

それを受け、決まっていた「C2」というアルバムのツアーは、フルカワユタカさんをサポートに迎えて行われ、心配と好奇心の入り交じった僕は

気になる~気になるよ~サポート入ったベボベ気になるよ~

と思いつつもライブに行けない日々が続いていたのですが、またビックニュースが飛び込んできました。

「いろんな人をサポートギターに迎えて日比谷ノンフィクションⅤやります!!映像化もします!!そのDVDにはドキュメントもつけます!!」

再びめまいのしそうな情報量にやられながらも、また

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これになってしまいました。

何よりもBaseBallBearの「人柄」から好きになってしまった自分にとって何よりも気になっていたのは、

「脱退を受けてあの仲良し3人の雰囲気はどうなっているのだろうか…気になる…」

でした。だからこそ、ドキュメントが見れると知ってかなりうれしかったです。

日比谷ノンフィクションⅤでは、サポートギターとして
ポリシックスのハヤシさん、the telephones の石毛さん、フルカワユタカさん、そしてベボベのルーツでもある元ナンバーガールの田淵さんと超豪華メンバーが参加しており、それぞれの個性と合わさっていろんなベボベが見れる最高の作品でした。

そして、アンコールでは残された3人だけで「The End」「それってfor誰part.2」を披露し、これに特に僕はぐっと来てしまいました。

その映像を見てやっと、自分の中で

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と思えたというか、そしてますます好きになれたというか。

どこまでもついて行きたいと思ってしまうベボベの魅力に、日比谷ノンフィクションⅤを見て、またとりこまれたのでした。

ここまでが、僕と日比谷ノンフィクションというものの今までなんですが、すでに2500字を余裕で越えてしまったので(ここまで読んでくださった方ほんとにありがとうございます)やっと本編、日比谷ノンフィクションⅧについてはまた次回。

ではまた!!といすっっっ!!!!(それは違うバンド)

僕の生涯ベストライブDVD「日比谷ノンフィクションⅢ」はこちらからご購入いただけます~

ベボベに今まで関わりがなかった皆さんも好きになっちゃう一枚だと思ってるので、是非!

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